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氏名 | J・N |
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病院名 | 公益財団法人 がん研究会有明病院 |
所属診療科目 | 大腸外科 |
役職・資格 | 看護師 |
卒業学校 | 上智大学 |
卒業年 | 2023年卒業 |
私の祖父は肝臓がんを患い、手術や抗がん剤を何度も続けてきました。日に日に痩せてあまり笑顔を見せないようになりました。私は祖父にどういう言葉をかけていいのか分からず、話しかけるのをためらってしまっていました。そのまま祖父は亡くなり、後悔が残りました。このことをきっかけに病気を抱える人の支えになれる看護師になりたいと思うようになりました。その中でも、祖父のようにがんと戦う患者への看護をしたいと思い、がん医療・がん看護に特化した病院を探すようになりました。病院を選んでいく中で自分がしたい看護を考え直すようになりました。当院の説明会に参加した時に「患者さんの希望に沿った看護をするために、選択肢をいくつか作り、患者さん自身に選んでもらうことで、その人らしさを引き出すことが出来る」という言葉を聞いて自分が考える看護観を実践できる場であると思いました。また当院は教育体制が整っており、最先端のがん治療や看護が学べると思い、当院への入職を決めました。
私はがん看護を学びたかったので、がん専門病院を選びました。私の性格上、緊張しやすく焦りやすいため、看護技術などをきちんと練習して安心して患者さんに実施できるように教育体制が整っているということも重視していました。当院は最先端のがん治療・がん看護を学ぶことができ、自分が重視している点に当てはまっていることから第一希望として選びました。
[最終学年の前年]
■10月
病院の資料を集める
■11月
合同説明会に参加
■2月
さまざまな病院の説明会を受ける
■3月
当院の説明会に参加
[最終学年]
■5月
採用試験
内定
■2月
国家試験
一年目で苦労したことは初めても見るものや自分が実施することに対して常に緊張していました。緊張しやすく焦りやすい性格であるので患者さんに実施するときに患者が不安な表情にさせてしまうことがあります。また患者さんを中心に考えなければいけいないにも関わらず、自分の多重業務のために看護が業務的になってしまうことにも苦労しています。その中で、先輩が気にかけて声をかけてくれたり、的確にアドバイスをしてくれたりなど周りの人にとても助けられています。私の病棟は混合病棟ではないので、病態や術式などある程度勉強の範囲が明確でありますが、私の知識がまだ不足している分、勉強もしなければいけません。先輩は私が勉強したノートを見てくれて、知識面の不足を補ってくれます。一年目で嬉しかったことは、患者さんに「手術前日不安だったけど、○○さんが一緒に話を聞いてくれたから安心しました、ありがとう」と言葉をくれたことで、患者さんに自分の看護を感謝してもらえたことです。
新人研修はほかの病棟を超えた同期と話す機会があり、そこで仲良くなれることがあります。また演習では1つのグループに必ず先輩がついてくれており、アドバイスをくれます。もしできなくても、できたことを伝えてくれます。看護技術に関しては練習をする機会を設けてくれるため、自信を持って行うことができます。
■4月
☆入職☆
看護部採用者オリエンテーション、
看護技術研修「患者誤認防止策、薬剤ミキシング、輸液管理、静脈採血、血糖測定、皮下注射」
■5月
輸液ポンプ管理/T‐PAS研修
■6月
医療安全/看護記録
大腸外科の医師と病棟看護師からの勉強会
■7月
静脈注射について/フィジカルイグザミネーション
心電図研修、MRI研修、褥瘡ケア
ストーマ基礎の勉強会(装具交換の手順、ストーマサイトマーキング、クリニカルパスに則った
患者スケジュールの説明方法、退院指導、術前オリエンテーション)
薬剤師よりオピオイド使用について
■8月
膀胱留置カテーテル/テープ固定/静脈穿刺
■9月
口腔ケアについて/褥瘡ケアについて
■10月
がん化学療法と看護/静脈ポート穿刺/がん手術療法と看護、エンゼルケア
■11月
臨床推論の基礎/コミュニケーションの基本
■12月
がん化学療法と看護/静脈ポート穿刺/がん手術療法と看護
■1月
がん放射線療法の基礎知識/がん性疼痛看護の基礎知識
病床数 | 686床 |
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診療科目 | 呼吸器内科、消化器内科、乳腺内科、血液内科、腫瘍内科、感染症内科、疼痛緩和内科、精神科、皮膚科、泌尿器科、婦人科、眼科、呼吸器外科、消化器外科、乳腺外科、整形外科、形成外科、頭頸部外科、放射線治療科、病理診断科、救急科、歯科、麻酔科、放射線診断科、内か、外科、脳神経外科、脳腫瘍外科、耳鼻咽喉科 |
看護方式 | 固定チーム継続受け持ち制 |
看護配置 | 7:1看護体制 |