入職を決めた理由

私が清恵会病院への入職を決めた理由は「ここで学びたい」と思えたからです。
病院説明会に参加した際、病棟見学をさせていただきました。新人看護師への指導を丁寧にされている姿や、実際に働く先輩看護師のメッセージを聞くことができました。その時に、先輩看護師が「疾患名は同じでも、症状はそれぞれ異なります。それに伴って患者さんの精神も一人ひとり異なります。一人ひとりの患者さんと向き合い、看護部理念に掲げている『患者の立場に立った看護』を実践することは、今でも私の毎日の課題です」という話を聞き、私も清恵会病院に入職し、看護を学びたいと思いました。

病院選びで重視した点

私は急性期看護に興味がありました。清恵会病院は、二次救急であり救急告示病院として24時間体制で患者さんを受け入れています。また、手術センターでは、予定手術の他に、緊急度の高い手術を受け入れ対応しています。急性期は経過が早く、刻一刻と変化していく患者さんが多いので、上記に記しているように対応しているところに魅力を感じました。

就職活動スケジュール（いつどんな活動をしたのか）

【最終学年の前々年】
■3月
病院研究

【最終学年の前年】
■4月
病院の資料を集める

■5月
病院の資料を集める

■6月
病院の資料を集める

■7月
合同説明会に参加

■10月
病院説明会に参加

■12月
病院説明会に参加

【最終学年】
■6月
病院説明会に参加

1年目に苦労したこと、嬉しかったこと、よかったこと

私は手術センターで勤務しています。当院では、1年目に外科・整形外科・脳神経外科・形成外科・歯科口腔外科・眼科の器械出し、看護師の独り立ちを目標として取り組んでいます。
新型コロナウイルス感染症の影響で、急性期の実習は学内実習だったため、手術室での実習は受けることができませんでした。初めて見る器械や器材を一つひとつ覚え、手術の流れに沿って医師に器械を渡していくことや、医師同士の会話から必要な器械を先回りして準備することに一番苦労しました。術後に患者さんから「ありがとうございました」とお言葉をいただいた時は、自信に繋がり、嬉しく感じます。

新人研修内容の特長

基本的な看護援助を安全に行うために、事前にe-ラーニングの動画を視聴し、座学と実技を受けることができるる点、コメディカルや認定看護師を講師として、より専門的な教育を受けることができる点が特長です。
研修では、器材に触れながら学ぶことができるので、苦手な分野を教育の場で克服することに繋がります。3ヶ月目・6ヶ月目・12ヶ月後にフォローアップ研修があり、個々の達成度や反省点を振り返る機会があります。それぞれが振り返りを発表し、共感できることや学べることがたくさんあるので、新人看護師にとって、とても励みになる教育でした。

1年間の新人研修スケジュール

■4月
☆入職☆
看護部オリエンテーション
院内探検・多職種紹介・新人看護職員研修制度について
先輩からのエール
電話、ナースコールの取り方
コミュニケーション研修�@
感染防止対策
医療安全�@
オムツ交換・トランスファー
DPCについて
電子カルテ操作

■5月
褥瘡ケアとポジショニング
吸引
膀胱留置カテーテルの取り扱い
点滴管理
認知症ケア

■6月
血糖測定
DVTについて
看護記録
メンバーシップ
フォローアップ研修�@

■7月
経管栄養
コミュニケーション研修�A
看護過程
嚥下障害のある患者の看護

■8月
血管確保・採血・エンゼルケア
看護倫理

■9月
フィジカルアセスメント�@
BLS
フォローアップ研修�A

■10月
輸液ポンプ・急変時対応
輸血看護・血液製剤の取り扱い方
フィジカルアセスメント�A

■11月
医療安全�A
重症度、医療・看護必要度研修

■12月
人工呼吸器

■1月
フィジカルアセスメント�B

■2月
フォローアップ研修�B