入職を決めた理由

合同説明会に参加し、近隣にこのような病院があることを知り興味を持ちました。インターンシップに参加することで、実際の職場の雰囲気を知り、若手助産師も活き活きと働く姿を見て、非常に雰囲気の良い働きやすそうな病院だと感じ、入職を決めました。
そして、地域母子周産期医療センターにも認定されており、産婦人科急性期のハイリスク症例を経験でき、アドバンス助産師の資格を有する経験豊富な先輩助産師が多く在籍するため、入職後の助産師としての成長につながると思いました。
BFH認定病院（Baby Friendly Hospital：赤ちゃんにやさしい病院）であり、院内助産や助産師外来、母乳外来など助産師主体で母児へのケアを実践できる制度が整っていることも入職を決めた理由の一つです。

病院選びで重視した点

長く働くために職場の雰囲気は重要であると考えるため、私が一番重視した点は、実際の職場の雰囲気や働く先輩の声を聞き、自分自身が続けられると感じる病院であることです。
また、看護師、助産師の資格を取るだけでなく、入職後も専門職としての技術、知識を学び続けたいという思いがあったため、産婦人科の診療科があり、ハイリスク症例をたくさん経験でき、経験豊富な先輩助産師がたくさんいる病院ということも大切にしました。
新しい土地や環境での就職は、入職後自らの負担が大きくなると考えたため、自宅から通える距離にあるという立地も私にとって重要でした。

就職活動スケジュール（いつどんな活動をしたのか）

【最終学年の前々年】
■3月
合同就職説明会に参加

【最終学年の前年】
■7月
インターンシップに参加

■8月
インターンシップに参加

【最終学年】
■4月
入職試験（面接）

■2月
国家試験

1年目に苦労したこと、嬉しかったこと、よかったこと

1年目で苦労したことは、実際に患者さんを複数人受け持つなかで、タイムスケジュールを組み、優先順位を考えることが非常に難しかったことです。多重課題で優先順位がつけられないことがあったり、チームメンバーに依頼できること、そうでないことの判断が難しかったりする場面が多々ありました。
日々悩みながらも受け持ち人数が増えていったことは、自分の成長が目に見えて嬉しかったです。また、母乳育児に関して、母親と児の両面からアセスメントし、お母さんとともに方針を決定していくことも難しかったです。今もまだ未熟な点はあり、難しいと感じることもありますが、先輩方に「分かるようになってきたね。勉強してるね」と声をかけてもらった時や、お母さんに「ありがとう」と言われた時は本当に嬉しかったです。

新人研修内容の特長

全体研修では小グループに分かれ、グループワークや演習が多くあります。1〜2グループにつき1人の先輩看護師が付いてくれるので、適宜アドバイスをもらえてとても勉強になり、いい研修となりました。
1年目の初めは医師などの多職種、先輩看護師に報告することが苦手でしたが、報告の方法や内容を学ぶ研修があり、報告するときにどのように報告すれば相手にわかりやすくスムーズに伝わるか学ぶことができ、日々に活かせる研修でした。また、プリセプターと一緒に参加する研修では、前期の振り返りをプリセプターの先輩とじっくり行う機会となり、自分のできているところ、今後の課題などが明確になり、とても実りのある研修でした。

1年間の新人研修スケジュール

■4月
☆入職☆
薬剤管理
感染防止
輸液ポンプ
採血・留置針
医療安全等の基本技術研修
夜勤の心構え研修

■5月
リフレッシュ研修
看護必要度
医療安全研修

■6月
リフレッシュ研修
薬剤管理
医療安全研修
報告の仕方（SBAR）の研修

■7月
フィジカルアセスメント
輸血研修　
リフレッシュ研修

■9月
プリセプターと研修に参加（前期振り返りと後期目標設定）

■10月
救命救急処置研修
看護倫理研修

■11月
緩和ケア
退院支援研修
人工呼吸器研修

■12月
多重課題研修

■2月
レポート発表会