

私は患者さんに寄り添いながらその人らしさを支える看護に魅力を感じており、高齢者や認知症の方の看護に強い関心を持っていました。当センターは高齢者医療と認知症看護を専門とし、急性期から在宅復帰までを見据えた包括的な医療を実践されているため、専門的な知識やケアを学びながら、患者さん一人ひとりの生活背景や思いを尊重した看護が学べるのではないかと感じ、入職を希望しました。現在は呼吸器内科・外科、腎臓内科の急性期一般混合病棟で働いています。患者さんの生活を支援できるようチーム医療の一員として多職種と協働しながら考えています。
自分がどのような看護師になりたいのか、看護師としてどのようなことを学んでいきたいかを具体的に考えるようにしました。そして、インターンシップや病院説明会などに実際に行ってみることで、新人教育についてや病院の雰囲気を知るということを重視していました。このように、見学や説明会に実際に足を運び、ここで働いてみたいなというような直感も凄く大切だなと思いました。
[最終学年の前年]
■7〜8月
病院の情報収集・説明会やインターンシップへの参加
■12月
働きたい病院を絞り込む
■3月
採用面接申し込み、履歴書作成
[最終学年]
■4月
採用面接、小論文の対策
■5〜6月
採用面接
■2月
国家試験
知識も技術も未熟なため覚えなければいけないことが多く、また処置や記録など何かするのにも時間がかかってしまうことがとても大変でしたが、自分でできることが少しずつ増えていくたびに嬉しく、達成感がありました。そして自分の未熟なケアに対して患者さんからの「ありがとう。」という言葉はすごくやりがいとなっていました。また、自分のことを気にして声をかけてくださったり、「できるようになったね」「〜してくれてありがとう」などという言葉を先輩からいただいた時もとても嬉しかったです。
看護技術に不安があり、実際に直接患者さんへ看護ケアを行うことに対してとても不安や恐怖がありましたが、入職後の3週間程はオリエンテーションがあり、清潔ケア・口腔ケアなど、現場で必要となる基礎技術を経験豊富な先輩方から直接指導していただき学ぶことができました。そのため、それぞれの部署に配属される前に看護技術に対する不安を軽減することができました。また、継続的な集合研修があり、その時に同期のみんなと集まることができます。一年目は辛いことや悩みも多々ありますが、悩みや不安などを同期のみんなで共有することで自分だけじゃないんだと思うことができ、とても勇気づけられたり、励みになっていました。
■4月
☆入職☆
新人看護師オリエンテーション
■5月
フィジカルアセスメント研修
夜勤トレーニング開始
■6月
新人看護師技術チェック
■9月
前期目標評価
■10月
看護過程
■11月
新人看護師技術チェック
■12月
急変対応
■1月
看取りの看護
■2月
新人看護師技術チェック
■3月
後期・年間目標評価

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