入職を決めた理由

私は昭和医科大学病院で生まれたことから、幼い頃より親しみを感じており、自分の原点である病院で成長したいという思いを抱いています。看護師として働く上では、幅広い疾患に対応できる力を身につけることが重要だと考えており、その点で多様な患者さんと関わることができる混合病棟での経験に大きな魅力を感じています。また、大学病院として教育・研修体制が整っており、基礎から専門性まで段階的に学べる環境は、自分の成長に必要不可欠であると感じています。これらの理由から、昭和医科大学病院で学びを深め、患者さん一人ひとりに寄り添える看護師へと成長していきたいと考え、入職を決めました。

病院選びで重視した点

私は看護師としての基礎を確立するうえで、大学病院ならではの充実した教育体制と幅広い学びの環境が重要だと考えています。大学病院では最新の医療に触れる機会が多く、専門性の高い知識や技術を段階的に習得できることに大きな魅力を感じています。また、日々の看護実践においては、多職種との連携や豊富な症例を通じて患者さんを多角的に捉える力を養うことができ、それが看護師として成長する大切な基盤になると考えています。さらに、幅広い疾患や年齢層の患者さんと関わる中で、状況に応じた柔軟な対応力や判断力を磨くことができる点も大学病院ならではの強みだと思います。将来どの分野に進んでも活かせる確かな力を身につけるために、大学病院で基礎から着実に成長していきたいと考え、当院に決めました。

就職活動スケジュール（いつどんな活動をしたのか）

［最終学年の前々年］
■4月
　合同説明会参加


［最終学年の前年］
■4月
　合同説明会参加

■5月
　説明会で気になった病院の資料収集

■6月
　ホームページで病院を調べる

■3月
　履歴書作成


［最終学年］
■4月
　履歴書作成

■5月
　面接練習

■6月
　採用面接

■7月
　内定

■2月
　国家試験

■3月
　引っ越し準備

1年目に苦労したこと、嬉しかったこと、よかったこと

看護師1年目は知識や技術が未熟で、日々の業務を行うことに精一杯であることが大きな苦労でした。特に、限られた時間の中での業務の優先順位のつけ方や、患者さんとのコミュニケーションの取り方に悩み、思うようにできない自分に落ち込むことも少なくありませんでした。しかしその一方で、先輩方から丁寧な指導や励ましをいただきながら少しずつできることが増え、同期とも励まし合い支え合うことで前向きに取り組むことができました。そして患者さんから「ありがとう」と声をかけていただけた時には、大きな喜びとやりがいを感じました。振り返ると、多くの支えを受けながら成長を実感できた1年だったと思います。

新人研修内容の特長

新人研修では、末梢ルート確保や急変対応などを模型を使用して繰り返し演習できたことが特に良かった点です。現場に出る前に実践に近い形で学ぶことができたため、自信を持って行動できるようになり、結果として患者さんへの安心・安全な看護につながりました。また、プリセプター制度では、日々の業務や技術面において丁寧な指導を受けられただけでなく、精神的な支えにもなり、メンタルの安定を保ちながら学ぶことができました。このように、基礎から応用まで段階的に学べる研修体制があったことで、看護師としての知識や技術を着実に積み重ねることができると思いました。

1年間の新人研修スケジュール

■4月
　☆入職☆
　入職式、病院・病棟オリエンテーション、看護部の概要、情報管理、感染予防策、患者誤認の防止、
　演習（血糖測定、酸素療法、採血、静脈注射、６R、2人時間差法、点滴作成）、移乗介助

■5月
　夜勤オリエンテーション、輸液ポンプ・シリンジポンプの準備と管理、薬剤の管理、

■6月
　食事の援助技術、創傷管理技術、看護師としての基本姿勢と態度、メンタルヘルス、看護倫理、食事援助技術

■7月
　適切な報告・連絡・相談、一次救命処置

■8月
　重症度、医療・看護必要度、タスクシェア・シフト、院内急変

■9月
　救急救命処置（気管挿管の介助）

■10月
　終末期の看護、専門職としてのコミュニケーション、倫理研修、メンタルヘルス

■11月
　適切な報告・連絡・相談、がん看護、症状緩和、人工呼吸器装着中の看護

■12月
　認知症・高齢者の看護、リフレクション、看護観について、修了式

■2月
　キャリアについて

■3月
　1年間の振り返り、ストレスマネジメント、2年目に向けての目標設定

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