入職を決めた大きな決め手は、教育体制が整っていることです。学生時代は新型コロナウイルスの影響で病棟実習を十分に行えず、患者さんとのコミュニケーションやケアの技術に不安を抱いていたため、教育体制が整っている病院に入職したいと考えていました。当院は基本的な看護技術だけでなく、始めに社会人としての心構えや基本的な安全、感染予防や記録について研修を受けます。また、新入職者サポートシステムがあり、新入職者にはチューターの先輩が技術面・精神面のサポートをしてくださるところにも魅力を感じました。また、病院見学会に参加した際、実際に先輩看護師がいきいきとしている様子や病棟の雰囲気を見て、入職を決めました。
病院を選ぶ際、確かな知識と技術を身に付けることができる教育制度の整っている病院を第一に志望しました。また、学生時代の実習で受け持たせていただいた、循環器病棟の患者さんの治療の過程や回復していく様子を間近で見て、循環器疾患に携わる病棟に行きたいと考えていました。当院の心臓血管センターは、循環器内科と心臓血管外科が混在しており、循環器に関する多くの疾患について学ぶことができます。また地域中核病院であり、私の住む地域にあるこの病院に親しみを感じていました。病院説明会に実際に参加した際、大学病院ならではの先進医療や研修制度を知り、実際に病棟の様子を見学し、先輩・後輩関係なく仲の良いところにも魅力を感じ、当院を選びました。
[最終学年の前年]
■7月
病院の資料を請求
■8月
インターネットでの合同説明会や病院説明会に参加
■9月
職業体験に参加
■12月
合同説明会に参加
■1月
病院見学会に参加
■3月
面接対策、エントリーシート作成
[最終学年]
■4月
応募書類提出
■5月
採用試験
内定
■2月
国家試験
1年目に苦労したことは、時間管理をしながら患者さんのアセスメントを行い、安全を守る看護を実践することです。覚える知識・技術や業務内容が多く、受け持つ患者さんも一人ではないため、最初は時間管理を課題だと感じていました。そんな中で患者さんの安全を守る看護を実践できるよう、疾患や治療について勉強し、異常を見逃さずアセスメントすることを心がけました。また、患者さんの一番近くの医療者として、他職者とコミュニケーションをとることも難しかったです。
嬉しかったことは、患者さんや患者さんのご家族から感謝の言葉を頂けることです。入職してすぐの頃受け持たせていただいた患者さんから、1年経った頃、頼もしくなったねと言っていただいたこともありました。
入職してすぐに社会人としての心構えや基本的な業務内容について研修を受けます。また、新入職者にはチューターの先輩が技術面・精神面のサポートをしてくださり、相談しやすい一番身近な先輩ができます。看護技術については、病棟ごとにチューターの先輩方と部署の同期と共に、実践形式で一つひとつ学びます。また1年目は月に1度程度の集合研修が定期的にあり、同期の仲間と共に講義を受け、グループワークをするため、他部署の仲間とも経験を共有することができます。実施したことがある技術や業務についてチェックリストを用いて病棟で共有し、積極的に実施できるよう病棟全体で働きかけていただけたことは、ほとんどの技術を不安なく実践できるようになったことに役立ったと感じています。
■4月
☆入職☆
入職オリエンテーション(社会人・専門職業人としての心得、安全管理・感染予防の技術、看護記録、電子カルテ操作研修)
静脈注射レベル2研修
■5月
ME機器操作研修(心電図モニタ、輸液ポンプ、シリンジポンプ、SCD、酸素飽和度測定など)、
夜勤オリエンテーション、カルテ治療オリエンテーション、新入職者フォローアップ研修@★部署内技術研修(酸素化)
■6月
心不全指導についての学習会
★部署内技術研修(輸液・輸血・インスリン)
■7月
病態と治療と看護T研修
★部署内技術研修(離床)
■8月
下肢血管内治療についての学習会
■9月
新入職者フォローアップ研修A
■10月
キャリアラダー着手
★部署内技術研修(摂食・嚥下)
■12月
キャリアラダー申請
弁膜症についての学習会
病態と治療と看護T 部署内発表
■1月
新入職者フォローアップ研修B
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