当院は看護学生時代の実習病院ではありませんでしたが、地域の医療を担う大きな病院であり、様々な診療科があるところに魅力を感じました。さまざまな診療科があることで今後働くにあたっての選択肢の幅も広がり、多くの看護技術や知識を習得できると思いました。そこで病院見学に参加させていただき、先輩看護師のお話を聞いたり、説明会に参加することで病院の雰囲気の良さや教育体制の充実さに気づきました。病院の新人教育体制について聞き、1年目のうちから看護技術を含む研修をしっかり行うことで安心して働けるのではないかと思い入職を決めました。
興味のある分野が病院にあるかどうかを重視しました。私は初め小児科や産科分野に興味があり、その分野がある病院を探しました。また必ずしも希望の分野に配属されることはないと思っていたので、多くの診療科のある病院で視野を広げたり、選択肢があった方が良いと思って就職活動をしていました。また安心して働くには、職場環境や教育体制も重要だと感じていました。看護師として働くにあたって仕事とプライベートの両立も大切だと思っているので、休みが取れるかなど休暇制度も視野に入れて考えていました。
[最終学年の前年]
■3月
資料集め、病院見学
[最終学年]
■4月
採用選考試験
■5月
内定
■2月
国家試験
■3月
合格発表
1年目は分からない事だらけなのもあり、何をするにも緊張し、一つひとつの技術や業務覚えることに必死で大変だった印象です。覚えることもたくさんあり大変ではありましたが、採血が取れるようになったり、点滴が入るようになったりと一つひとつできることが増えていくのが嬉しかったです。また患者さんと接し、「ありがとうね。頑張ってね」等の言葉や元気になって退院していくのもやりがいや嬉しさを感じました。悩んだ時は同期と話したり、分からないことがあり困った際には先輩看護師に相談しやすい環境にあったのはとても良かった点だと感じます。
1年目の初めの頃はほとんど毎週研修があり、自分の病棟以外の同期と話す機会が多くありました。1年目は覚えることが多かったりうまくいかなかったりと悩んだこともありましたが、同期と話したり研修する場があることで、実体験を聞いたりしてみんな頑張っているから頑張ろうと励みになっていました。研修の内容としては、座学もありますが、看護学生時代にはあまり経験できなかった、モデルを使用した注射の練習など専門的な看護技術の研修があり、病棟で実践する前に予習と準備ができるので、実際に病棟で実践する際にとても役に立ちました。
■4月
☆入職☆
2病院病院合同研修:新規採用者研修(認定看護による技術演習・専門職としての講義等)
■5月
夜勤オリエンテーション、シャドーイング
安全な与薬
■6月
静脈注射テスト
感染対策研修
■7月
KYT研修
認知症看護
■8月
2病院合同研修:看護記録研修(基礎編)
■9月
2病院合同研修:認識論「専門職としてまなぶということ」
■10月
2病院合同研修:新人のための看護実践強化研修
ACLS初級編
■1月
2病院合同研修:2年目に向けたステップアップ研修
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