甲南会の病院は、私が卒業した大学の実習病院でした。友人と「どこの病院見学に行こうか」と話しているときに、病院に実習に行った友人から「甲南会の病院は人間関係がよく、働きやすそうだ」という情報を得ました。見学会では、回復期の六甲アイランド、急性期の甲南医療センターの2つの病院の見学と説明がありました。
毎年全員に、希望する部署を提出する機会が与えられているということで、最初に急性期の病院に入職しても、自分のライフスタイルや関心領域に合わせて、急性期、回復期、在宅の中から働く場所を選べ、就職後も、自分が活き活きと働ける場所を法人内で見つけることができるという点で、甲南会の病院を魅力的に思いました。
就職を決めるにあたり、候補の病院パンフレットを開きながら母に相談しました。偶然にも甲南会の病院に母の知り合いが働いており、職場環境が良いと聞いたため、甲南会の病院への入職を決めました。
病院選択で重視したことは2つあります。
1つ目は、教育環境が整っていることです。看護師として成長するためには系統的な継続教育が必要だと言われています。新人研修が整っている病院に就職したいと思いました。
甲南会は、法人本部に看護研修センターがあり、専従の教育担当者がいて、1年目の看護師に必要な研修を提供してくれます。また、病院ではPNSを実施しており、実践のなかで先輩看護師と一緒に動きながら、看護師としての臨床判断を磨くことができます。
2つ目は、ワークライフバランスです。社会人として、仕事だけではなく余暇を充実したものにしたかったので、お休みの日が120日以上ある病院で働きたいと思いました。
【最終学年の前々年】
■4月
病院見学に参加
■8月
病院見学に参加
【最終学年の前年】
■4月
インターンシップに参加
【最終学年】
■4月
第一希望の就職先の面接
■7月
第二希望の就職先の面接
■2月
国家試験
1年目の看護師は覚えることが多く、分からないことも多いため、勉強する毎日でした。日々働くなかで分からないことはその日に家で調べて、次の日には、理解して看護できるようにしました。
基礎教育で学んだ知識では臨床の現場で働くには不足していたので、自分の分からないところを明確にして、それを調べることでいっぱいいっぱいでした。
嬉しかったことは、身に付けた知識で行った看護で感謝の言葉をもらえたことと、指導者の先輩が、私の学習ノートをみて「頑張っているね」というコメントをくれたことです。
新人看護師の研修に、専門看護師や認定看護師の方々が講師として来てくれます。
同じ法人内のスペシャリストなので、病棟などで日々新人看護師を見てくれているので、私たちのレベルを理解してくれています。よって、1年目看護師には1年目看護師にあった事例を出して、私たちの臨床での判断にコメントをくれます。褥瘡、認知症、感染、クリティカルケアなど、自分の知識が増していくのを感じました。
■4月
☆入職☆
看護師としての責務とリスクマネジメント
薬剤管理
感染管理
静脈注射
フィジカルアセスメントなど
■7月
3ヶ月フォローアップ研修(急変時の対応)
■10月
6ヶ月フォローアップ研修(麻薬や輸血など)
■1月
9ヶ月後フォローアップ研修
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