私が就職活動をする時期が、COVID19の蔓延でどの病院もインターンシップが中止となり、病院や病棟の雰囲気を見る機会がないなかで就職先を決定せざるを得ない状況でした。
そのため、大学の先生と相談し、在学中に実習で訪問した病院であれば、実習前に病院について調べていることや、病棟の雰囲気がわかるため、実習先病院のなかで検討し決定しました。
実習中に指導していただいた先輩の指導が丁寧であったことが印象的で、言葉使いや患者への接し方も丁寧であると感じ、私自身も「入職後はこうなりたい」とイメージができました。
また、入職後の教育スケジュールが組まれており、指導を受けながら成長できると思い、入職を決定しました。
病院や病棟の雰囲気を一番に重視しました。雰囲気は、実際にその場に行くことでわかることも多いため、足を運ぶことが重要だと感じました。
また、施設・設備が整っていること、教育体制が整っていること、病院の理念と行動指針についても重視して選びました。
就職した今、自宅から病院までの交通手段や通勤時間についても、病院選びで組み込みたい要素として上がりました。
【最終学年の前々年】
■4月
卒業生による就職活動の実際についての講義
【最終学年の前年】
■4月
就職活動についての講義(外部講師)
■12月
就職活動先についての講義
■1月
就職合同説明会に参加
■2月
就職合同説明会に参加
■3月
就職したい病院を決定する
【最終学年】
■4月
採用試験面談
■5月
就職先内定
■2月
国家試験
看護師1年目は、すべてが新しいことで、毎日が学習で、何がわからないことなのかがわからないことが自分にとってしんどかったです。
甲南医療センターでは、PNS(パートナーシップ・ナーシング・システム)に加えて、2年目の先輩が相談役として1人付いてくれます。毎回の勤務終了後と毎月、できたことや課題を先輩方と振り返り、次に活かすことができるようにアドバイスをいただきました。
自己で振り返りをすると、どうしてもできないことに視点がいきがちですが、先輩方にできていることも認められ、振り返ることで、看護師を続ける意志を持ち続けることができました。
2年目になるとマニュアルや指導内容を何度も繰りかえすことで、1年目と比較しできることが増え、より看護について考えられ、成長したなと感じます。
下記の「新人研修のスケジュール」にも記載しましたが、甲南医療センターでは、1・3・6・9ヶ月ごとに新人フォローアップ研修が計画されています。フォローアップ研修に参加することで、普段、他部署で勤務している同期と情報共有ができ、技術習得の進捗状況などを比較して自らのやる気に繋がったり、悩みや相談を同期と共有することができたことが、1年間苦労や苦難の多いなかで健康に勤務できたことがよかった点であると考えます。
■4月
☆入職☆
オリエンテーション、講義(2週間程度)
■5月
1ヶ月後フォローアップ研修
■7月
3ヶ月後フォローアップ研修(救命処置、アナフィラキシーの対応、静脈注射についての講義)
■10月
6ヶ月後フォローアップ研修(循環管理薬、麻薬、輸血、中心静脈カテーテルについての講義)
■1月
9ヶ月後フォローアップ研修
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