厚木市立病院は、急性期を中心とした二次医療や感染症、災害時医療などの役割を担っており、県央地域での拠点病院として地域医療を支えています。そのため、入職後はさまざまな分野に関わることで、多くの学びが得られると思い決定しました。
私は学生の頃から手術室看護師に興味がありました。厚木市立病院では外科をはじめ、脳神経外科や整形外科、産婦人科などさまざまな診療科の手術を通して患者さんと関わることができると思いました。また、2017年に新病院建設工事が完了し、ハイブリッド手術室が完備され、最新の施設が備わっているところに魅力を感じたことも理由の1つです。
東日本大震災を機に、急性期医療や災害医療に興味を持った一方で、地域に根付いた医療・看護の提供にも関わりたいと考えており、病院の役割に着目しました。厚木市立病院は、二次医療を提供しているほか、災害医療拠点病院や地域医療支援病院に認定されているため、理想としている看護の提供ができると思いました。また、教育体制に着目し、院内・院外の研修の充実さなどに重点を置き、病院を選びました。厚木市立病院はキャリアラダーシステムを導入しており、自身の能力の段階や課題を明確にし、能力の向上につなげることができると思い、キャリア開発も重視されていると感じています。
[最終学年の前年]
■2〜3月
病院研究
[最終学年]
■4月
採用試験
■2月
国家試験
手術部に配属されましたが、学生の頃は学ぶ機会が少なく今まで得た知識をどのように生かしていけばよいか分からず、初めは看護師とのギャップに戸惑いを感じていました。しかし、プリセプター制度を取り入れているため、先輩看護師の存在が近くにあり、さまざまな面で支えられ、励みになりました。
また、患者さまにとって人生のライフイベントである手術に関わり、看護を通して携われることや、人体の解剖を学べることにうれしさを感じていました。その一方で、器械出し看護師としてたくさんの器械の特徴や名前を覚えることが大変でした。他職種と連携し、安心・安全に手術を終えられるよう、現在も日々学んでいます。
新採用看護師研修では、接遇など社会人としての組織での行動だけでなく、輸液管理や採血など、看護師技術の演習を通して正確な知識・技術を習得できます。
また、年に3回、同期が全員集まるパワーチャージ研修があり、グループワークを通して、悩みやうれしかったことなどを共有し、成長を分かち合うことができます。手術部は病棟とは業務内容が異なるところもありますが、先輩とではなく1人で器械出し看護師として担当したことを報告すると、同期たちが褒めてくれてうれしい気持ちになりました。後期には、チームナーシング研修を通して、メンバーシップについて学び振り返り、チームの一員として2年目に向けた課題を見出すことができます。
■4月
☆入職☆
新採用看護師研修(看護師としての基本事項)
新採用看護師研修(電子カルテ操作方法、薬剤準備、輸液管理、採血、吸引)
■5月
新採用看護師研修(フォローアップ研修、急変時の対応)
パワーチャージ研修
■6月
新採用看護師研修(フォローアップ研修)
パワーチャージ研修
■9月
新採用看護師研修(フォローアップ研修)
パワーチャージ研修
■2月
チームナーシング研修(メンバー編)
〒243-8588 神奈川県 厚木市水引1-16-36