入職を決めた理由

私はもともと滋賀県出身だったので、就職先も滋賀県がいいと思い、県内の病院をいくつか調べていました。そんななかで、学生の頃に当院が実習先病院になりました。
業務が多く、多忙ななかでも患者さんとのコミュニケーションをしっかりとっていたり、学生だった私たちにも、優しく、手厚く指導してくださった指導者さんたちの姿にあこがれを抱いたことは、今でもとても印象に残っています。
ほかの病院にも実習で行かせていただきましたが、このような看護師の姿は見られませんでした。
忙しいながらも余裕をもって穏やかな環境で働ける、そのような職場がいいと思ったことが入職の決め手になりました。

病院選びで重視した点

「新人教育に力を入れている」点です。コロナ禍で実習ができなかったり、できたとしても制限があって思うようにいかなかったこともあり、就職して看護師として働くことに、とても不安がありました。そのため、研修や教育に力を入れていることを重視しました。
また、当院は急性期だけでなく慢性期、訪問看護も同じ系列にあり、患者さんを最初から最後まで看ることができます。
急性期にも慢性期にも興味があった私にとっては、さまざまな病期の患者さんと関わることのできる点が魅力でした。

就職活動スケジュール（いつどんな活動をしたのか）

【最終学年の前年】
■2月
合同病院説明会に参加

■3月
インターンシップ
合同病院説明会に参加


【最終学年】
■5月
面接

1年目に苦労したこと、嬉しかったこと、よかったこと

技術の習得や、業務の優先順位のつけ方に特に苦労しました。
採血や吸引などの侵襲を伴う行為は学生のときには行わないため、本当に緊張しましたし怖かったです。
ですが、病棟で実施する前に集合研修で手技の確認を行い、モデルで何度も練習を行ってから実際に患者さんに実施させていただきました。また、初めての際は先輩が一緒に来てくださるので心強かったです。
優先順位のつけ方についても、最初は先輩とペアで動いて優先順位のつけ方を見て学び、集合研修で事例検討を行ってから、病棟で自分が考えて動くようになりました。
研修で、予行演習のようにしていただけるのは本当によかったなと思います。また、研修を通して同期とも仲良くなることができ、いい関係をつくることができて嬉しかったです。

新人研修内容の特長

研修で毎月同期たちと話す機会があったことは、本当によかったと思います。
進捗状況を話し合ったり、悩みごとを相談し合ったりと、話す場所・機会があることでストレスの緩和もできたし、お互いにモチベーションを保つことができたと思います。
また、看護師だけでなく多職種合同の研修があったこともよかったと思います。仕事をしているなかでなかなか話す機会のない職種の方とも話すことができ、ほかの職種についても理解ができ、より良いチーム医療につなげられていると感じました。

1年間の新人研修スケジュール

■4月
☆入職☆
看護職員として必要な基本姿勢と態度について

■5月
認知症・高齢者へのケアについて

■6月
退院支援について�@
メンタルヘルスケア研修

■7月
多重課題シミュレーションについて�@

■8月
医療安全・感染管理について

■9月
6ヶ月の振り返り
災害看護について
メンタルヘルスケア研修

■10月
退院支援について�A

■11月
フィジカルアセスメントについて

■12月
救急看護について
メンタルヘルスケア研修

■1月
看護倫理について

■2月
多重課題シミュレーションについて�A

■3月
1年の振り返り
メンタルヘルスケア研修

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