神鋼記念病院で領域別実習を行った際、病棟の雰囲気が明るく、どの看護師も話しかけやすく、相談しやすかったので、入職しても働きやすい環境だろうと思いました。
また実習で、整形外科の術後にせん妄を発症した患者さんとの関わりでは、日中の活動時間を増やすことができるように車椅子に移乗し、絵を描くなどのせん妄症状改善のために行う看護が印象に残っており、整形外科病棟で勤務したかったので希望しました。
実習時から入職したいと考えていたため、インターンシップにも参加し、実際に先輩看護師とともに1日を過ごし、昼食時には一緒に会話をしながら過ごせて、私の質問に対しても丁寧に答えてくださり、改めて、一緒にこの病院で働きたいと思い、入職を決めました。
インターネットや病院パンフレットからの情報だけでなく、病院の実際の様子を見学することを大切にしていました。
病院説明会等で話を聞き、興味のある病院を見つけ、インターンシップに参加していました。
友達と実習先やインターンシップに参加した病院についての情報交換をし、病院選びの参考にしました。
病院の雰囲気や看護師の活き活き働く姿、患者さんの側で楽しく看護を行っている様子など、実際の病院の雰囲気や患者さんの特徴、仕事内容を自分の目で見て知ることを大切にしていました。
また、通勤時間は自宅から30分程度であることや福利厚生等も重視していました。その病院で続けられるか、勤務の環境をよく知ることが大切だと思います。
【最終学年の前年】
■1月
病院説明会
■2月
インターンシップに参加
■3月
インターンシップに参加
面接練習
履歴書添削
【最終学年】
■4月
他院採用試験
■5月
他院採用試験
■6月
本院採用試験・面接
■7月
就職先内定
■2月
国家試験
新型コロナウイルス感染症の影響により、統合実習が行えず、多数の患者さんを受け持ち看護を行うことができなかったため、実際に入職して複数の患者さんを受け持つことになり、看護の優先順位を考えることが難しかったです。疾患についてや薬剤や検査、治療等、わからないことばかりで、患者さんにしっかりと看護を行えているのか不安になることがありました。
初めての夜勤では、夜勤前の過ごし方や体調管理などのリズムを整えることが大変でした。覚えることや勉強しなければいけないことが多く、時間の使い方が難しかったです。しかし、患者さんから「あなたが担当で嬉しいわ」と声をかけていただいたり、たくさんの看護師がいるなかで顔と名前を覚えてもらえていると、やりがいを感じました。また、整形外科病棟なので、術後の患者さんと関わる機会が多く、リハビリ後に笑顔で自宅に退院されるときが嬉しいです。
研修では、学生のときにも学ぶ基礎的な輸液ポンプの使い方や、採血の手技などの、看護手順を改めて学ぶ機会が多く、役に立ったと感じました。特に、コロナ感染拡大中であり、感染対策が重要になっているなかでの研修では、普段の勤務中に気をつけるべき感染対策について学ぶことができました。PPEの着脱方法や感染が起りやすい場面等を改めて学び、患者さんや自分の身を守るための方法を、より注意して考えることができました。
普段勤務していると感染対策が疎かになってしまうこともあるため、感染防止を意識づける機会になりました。また、褥瘡の研修では動画視聴だけでなく、患者役と看護師役になり、ポジショニングや褥瘡発生しやすい体位について学びました。実際に自分で体験することで、背抜きや体位変換枕の使い方など、臨床で活かすことができました。
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