大学3年生の1月に合同病院説明会へ参加した際に、実際に働いている先輩看護師とお話する機会がありました。その先輩は、入職したときのお話をしてくださり、入職後の研修が充実していることを教えてくださいました。私の質問に対しても、とても親身になって聞いてくださり、実際に病院見学に行くことを決めました。
病院見学では、新型コロナウイルス感染症の影響で、実際には病棟を見学することはできませんできたが、先輩看護師や病棟師長さんとお話しできる機会があり、病棟について詳しくお聞きすることができたおかげで、実際に自分が入職したときをイメージすることができました。
またどの先輩看護師もとても楽しそうに、日々の看護業務ややりがいを話してくださったことが、入職を決めた一番の理由です。
病院選びで重視したことは研修内容と有給取得率です。
当院は、新人教育が毎月の頻度であり、接遇から看護技術まで幅広い研修があります。入職時は右も左もわからず、看護技術も大学で学んだことはあるけど実際には経験したことないことばかりで戸惑いましたが、研修で丁寧に教えてくださるため、少しずつできることが増え、自信にも繋がりました。
また、入職してしばらくするとリフレッシュ研修があり、そこでは同期としんどいことや楽しいことを共有することができ、気分転換にもなりました。そして、希望する日に有給を取得することができるため、仕事とプライベートをバランスよく保つことができ、どちらも充実させることが可能です。実際に私も有給を使用しながら無理なく働くことができており、毎日充実しています。
【最終学年の前々年】
■12月
インターネットで病院の情報収集
【最終学年の前年】
■5月
気になった病院のパンフレットを取り寄せる
■10月
合同病院説明会に参加
■1月
合同病院説明会に参加
■3月
病院見学会に参加
【最終学年】
■4月
入職先を決める
■6月
採用試験・面接
就職先内定
■2月
国家試験
入職して苦労したことは、患者さんとのコミュニケーションです。
脳神経外科では、脳神経疾患の影響から、自分の痛いとこや思いを伝えることが困難な方が多く入院されています。私は、大学時代の実習ではコミュニケーションが取れる患者さんとしか関わったことがなく、入職してからは、どうしたらよいのかわからず、戸惑うことばかりでした。
しかし、先輩の患者さんとの関わり方を見て、筆談や質問の仕方を変えることで少しずつ患者さんの伝えたいことは何かを理解することができる、ということを学びました。先輩の指導のもと、患者さんとの関わり方を変えていくことで、私も少しずつ思いを理解することできている気がします。
患者さんの、伝えたいことが伝わったときの笑顔を見ると、とても嬉しく思うと同時に、もっと頑張ろうと思えます。
当院の新人研修の特長は、丁寧ですぐに質問できる環境だと思います。
どの研修でも、先輩方や病棟師長さんがサポートしてくださるため、わからないことがあれば、すぐに質問することができます。また、研修内容も一つひとつ丁寧に教えてくださるため、すぐに研修内容を病棟での看護に活かすことができます。
特に私は脳神経外科で勤務しており、ADL全介助の方が多いため、移乗やポジショニングの研修はとても役に立ちました。看護師が安定した移乗を行うことは、患者さんの安全を守ることに繋がったり、正しいポジショニングを行うことで、患者さんの褥瘡予防にも繋がります。このように研修一つひとつが、現場ですぐに実践でき、患者さんの看護ケアにも繋がるような研修ばかりです。
■4月
☆入職☆初期研修
■5月
電子カルテ操作の研修・移乗研修
■6月
リフレッシュ研修・褥瘡予防研修
■7月
ポジショニング研修
■9月
輸液ポンプの研修・口腔ケア研修・安全対策研修
■11月
薬剤の基礎知識研修
■3月
1年間の看護の振り返り研修
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