大学3回生の統合実習時の病棟の雰囲気で入職を決めました。
実習開始前後に挨拶をするとき、毎回職員全員が手を止め、挨拶を聞いてくださったり、担当患者さんの検査などがあるたびに声をかけてくださるなど、実習しやすいように配慮してくださいました。看護師間の雰囲気も良く、困っているスタッフがいると、他のスタッフが声をかけ、手助けしているところを何度も見かけました。
実習終了時には、臨床指導者から実習生一人ひとりにメッセージをいただきました。実習時のアドバイスに加え、メッセージの内容で、私のことをよく見ていてくださったことがわかり、今でも大切に持っています。実際に病棟の雰囲気がわかっていたため、働きたい病院を考えたときに、当院が一番に思い浮かびました。
教育制度や福利厚生も気になりましたが、病棟の雰囲気やスタッフ間の関係性を重視しました。
雰囲気や人間関係が良くないとコミュニケーションが取りにくく、いいケアが実践できないと思います。実習で病棟の雰囲気やスタッフ同士のコミュニケーションの場面を実際に見て決めました。
コロナ禍で実習に行けなかったり、インターンシプの開催が困難になっていますが、可能な限り自分で確認することをお勧めします。ホームページをこまめにチェックし、インターンシプが開催されているか確認して申し込みしてください。
【最終学年の前年】
■8月
病院合同説明会に参加
■2月
病院合同説明会に参加
■3月
インターンシップ
【最終学年】
■6月
採用試験・面接
就職先内定
■2月
国家試験
日々の業務や疾患・治療の勉強に苦労しました。
2年目になった今でも、疾患理解ができていないことが多く、勉強の毎日ですが、勉強した内容と患者さんの病態が繋がったときは、嬉しく、向上心にも繋がります。
嬉しかったことは、患者さんが退院後に会いに来てくださったことです。
受け持ちではない日も顔を見に行ったり、話をするためにベッドサイドへ行くなど、関わりを持っていました。そんななかで「退院後の診察のときに、会いに来てください」という、何気ない会話を覚えてくださっていて、病棟まで足を運んでくださいました。また、名前も覚えてくださっていて、1年間で一番嬉しい出来事でした。日々、葛藤の毎日ですが、患者さんの何気ないひと言や表情に、看護師を選んでよかったと思えるため、これからも日々精進していきたいと考えています。
認知症患者さんの対応が難しく、苦労することが多くありましたが、認知症についての研修を受け、自分の対応方法が間違っていることに気付きました。
研修で学んだことを活かし、患者さんと接すると、自分自身も余裕を持って対応でき、患者さんの反応も変化が見られました。認知症患者さんは個別性があり、接し方が難しいことが多くありますが、患者さんを受け持つときに研修内容を踏まえて、個別性に合った対応の仕方を見い出しています。
また、BLS研修で急変時の対応や模型を使った心肺蘇生の仕方などを学んだことが、(実際に急変した患者さんの対応の際は指示の下でしか行動できませんでしたが・・・)、対応の流れが理解できていたので、非常に役立ちました。
■4月
☆入職☆
新入職員研修(接遇・安全・感染・記録など)
■5月
ポジショニング研修
移乗移送研修
採血研修
■6月
点滴ルート確保研修
褥瘡対策研修
BLS研修
■7月
感染対策研修
口腔ケア、嚥下訓練研修
■9月
日勤自立
BLS研修
■10月
夜勤自立
呼吸器疾患(NPPV)研修
■11月
認知症患者(ユマニチュード)研修
■3月
1年間の振り返りレポート提出
〒651-0072 兵庫県 神戸市中央区脇浜町1-4-47