看護学生の頃、県立中央病院に実習に行ったことが入職を決めたきっかけとなりました。当時実習で受け持たせていただいた患者さんとのコミュニケーションが難しく感じていました。しかし、看護師さんは多忙な中でも患者さんの表情や反応をよくみてコミュニケーションをとり、患者さんの笑顔を自然と引き出している姿が印象的でした。そして、学生である私にも優しく指導していただいたことや、PNSで看護師がペア同士でコミュニケーションを多くとりながら協働している場面をみて、私も県立病院の一員になりたいと思い、入職を決めました。
私は、さまざまな患者さんの治療や看護に携わり、看護師として成長したいと考えています。県立中央病院では、主に急性期における医療が提供されており、がん治療、小児周産期医療、救急医療医療などを提供する役割があり、上越地域の医療の拠点となっています。そのことから、看護師として多くの知識や技術を学び、経験を積んでいくことができる病院だと思います。
さらに、県立病院は、県内に13病院あり、希望すれば転勤も可能であり、それぞれの地域の特性に応じた医療・看護に携わることができます。これは、人生のライフステージに応じた働き方を選択することができると思います。さらに、福利厚生が充実している点も病院選びにおいて重視しました。
[最終学年の前年]
■3月
インターンシップ、病院見学
[最終学年]
■4月
県立病院採用試験申し込み
■6月
県立病院採用試験
■2月
国家試験
1年目では、日々忙しい業務のなかで、初めて見ることや経験することばかりで、分からないことも多く、不安や緊張を感じる場面が多いと感じています。また、看護技術を一つひとつ習得していかなければなりません。研修や課題も多く、大変だと感じることもありますが、看護師として知識や技術を身につけるためには大切な過程だと思っています。自分なりに学習してきたことで、入職したばかりの頃に比べると少しは自信が持てるようになってきました。また、困ったときは先輩看護師にいつでも相談させてもらっているため、不安を抱えることなく働くことができています。
患者さんと接しているなかで、「ありがとう」と言ってもらえたり、笑顔を見せていただけることが一番嬉しく、やりがいを感じます。
新人看護師研修プログラムには、院内の新人看護師が参加する新人研修、院内の多職種が参加する院内合同研修、病院局が主催する病院局研修があります。院内新人研修では、先輩看護師から直接指導を受けることで、実践的な学びを得ることができます。また、グループワークが多く、他者と意見交換しながら学びを深めることができます。院内合同研修では、輸血や抗がん剤、麻薬など、専門職や専門看護師から指導を受けることで、専門的な知識や正しい取り扱い方法について学ぶことができます。病院局研修では、県内13病院の新人が集うため、他病院の新人同士の交流の場にもなっています。いずれも、看護専門職としての知識や技術の学びを得るほか、社会人として人間性を養う機会にもなっています。
■4月
☆入職☆
・病院合同ガイダンス
・新人看護師集合研修(3日間に渡り、接遇・おむつ交換・食事介助・口腔ケア・体位交換・移乗を学習)
・新卒看護職員研修(病院局研修)
■5月
・MRI研修
・採血研修
・メンタルへルス研修@
■6月
・夜勤導入研修
・筋肉・皮下注射実習
・新人看護師職員前期研修(フィジカルアセスメント)
・新卒看護職員フィジカルアセスメント研修(病院局研修)
■7月
・BLS研修
■9月
・記録研修@
・メンタルへルス研修A
■10月
・記録研修A
■11月
・急変時シュミレーション研修
■2月
・ひよこ修了式
・メンタルヘルス研修B
※上記は看護部教育委員会主催の研修です。この他に安全・感染主催の研修がいろいろあります
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