私は実習や国家試験の勉強に集中したいと考え、1年生の時に武田病院グループの奨学金制度を取得しました。
病院を選んだ理由は、病院説明会でお世話になった際に病院の雰囲気がとても良く、楽しそうに働いている先輩看護師達の姿が印象的で、私もここの病院で働きたいと思ったからです。
また、臨地実習を通して、患者さんの回復過程や自宅・社会復帰することに直接関わることができる回復期病棟に魅力を感じ今の病院を希望しました。
私は病院・病棟の雰囲気、教育制度が充実しているかを重視して選びました。
病院説明会で実際に病院内を見学させていただいた際に、とても明るく、仲のいい雰囲気で、わからないことや不安なことを先輩看護師に相談しやすく働きやすい環境だと思いました。
また教育制度に関しては、新型コロナウイルスの影響で、最終学年の際、病院実習に行くことができず、働くことに不安を持っていたので、新人研修が充実している病院に就職したいという希望がありました。
【最終学年の前々年】
■3月
武田病院グループ:ブリッジの会「2019年学生セミナー」に参加
【最終学年の前年】
■2月
インターネットを利用して病院について調べる
【最終学年】
■10月
病院説明会に参加
■2月
看護師国家試験
学生時代の実習では1人の患者さんを受け持ちますが、就職してからは複数の患者さんを受け持ち、日々の業務で精一杯でした。また、わからないことや想像以上の多重課題で、自分の力不足や勉強不足を実感することも多かったです。そんなとき、先輩看護師がアドバイスや指導をしてくださり、少しずつ優先順位を考えて行動できるようになりました。
今でも先輩看護師から声を掛けてくださることも多く、わからないことや不安なことはすぐに相談しやすい環境の中で日々勉強することができています。
大変なことも多く辛い時もありますが、患者さんから「ありがとう」と言っていただけたとき、患者さんがリハビリをして回復されていく姿や笑顔で退院されていく姿を見ると、とても嬉しく思い、看護師をしていて良かったなと感じます。
新人研修では、認定看護師から直接学べる研修もあり、新たな知識獲得や学びを深めることができました。また、新型コロナウイルスの影響で病院実習に行けない年度もあったため、看護技術など不安に思うことが多かったですが、看護技術の研修も充実していました。
研修後に病棟で実践するときも、先輩看護師の見学⇒先輩看護師見守りのもとで実践⇒自立 へと段階が準備されており、先輩看護師が丁寧に指導してくださるので、自信を持って患者さんに看護を提供できるようになっていきました。
新人研修は、他部署の1年目看護師が集まり集団での研修であったため、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年経過したときに同期と振り返ることで、自分ができるようになったことや成長した部分、できていないことに気付き、今後の課題を明確にすることができました。
■4月
☆入職☆
フィジカルアセスメント(呼吸と循環についての講義)、喀痰吸引(喀痰吸引の原理や実技練習)、1ヶ月の振り返り、回復期リハビリテーション病棟協会 オンデマンド研修
■5月
静脈注射と採血(実技練習)、インスリン注射と採血(講義・実技練習)、高齢者体験(演習・グループワーク)
■6月
救急看護(講義・演習)、3ヶ月の振り返りと夜勤導入についての説明
■7月
フィジカルアセスメント(脳神経についての講義)
■9月
看護倫理(講義・グループワーク)、6ヶ月の振り返り
■10月
医療安全(チームステップについての講義・演習・グループワーク)
■11月
多重課題シミュレーション研修
■12月
認知症看護(講義・グループワーク)
■1月
メンバーシップ(講義・グループワーク)
■2月
1年の振り返り
〒600-8558 京都府 京都市下京区塩小路通西洞院東入東塩小路町841-5(康生会武田病院)