入職を決めた理由

学生時代の実習でがん看護に興味を持っていました。合同説明会やインターンシップに参加し、認定看護師・専門看護師が多く活躍していることや教育体制が整っていることを魅力に感じ、入職を決めました。実際に入職してみて、多くの認定看護師・専門看護師の皆さんと関わる機会があり、とても勉強になると感じています。新人研修も充実しており、安心して看護技術を習得することができました。また、東病院には緩和ケア病棟があることも決め手のひとつでした。さまざまなチームや職種と協力して緩和ケアを実践していく中で自分が関わることができているという点にやりがいを感じています。多職種の垣根が低く、相談しやすい点も魅力だと考えます。

病院選びで重視した点

私はまずは自分の興味や関心がある病院をいくつかピックアップし、その中から新人教育体制が充実しているかという点を重視して選びました。やはり最初は多くの看護技術を習得していくため、安心して成長できるような環境が必要だと考えていました。東病院では、さまざまな研修が組まれており、未経験の看護技術も研修での練習や、その後の病棟での先輩からの指導もあるため手厚くフォローしてくれていると感じます。2年目以降も自分の興味がある分野の研修を選択し受講できるため、成長に繋がると感じています。また、生活面では看護師寮があるか、病院まで通いやすい場所であるかなどを確認していました。病院の近くにきれいな看護師寮があるため通いやすく、同期とも同じ寮に住んでいるため安心できます。

就職活動スケジュール（いつどんな活動をしたのか）

［最終学年の前年］
■10月
　どのような病院があるかインターネットで情報収集

■11月
　興味のある病院のパンフレットを収集

■2月
　就職サイトが主催する合同説明会に参加

■3月
　当院のインターンシップに参加


［最終学年］
■4月
　当院の採用試験を受験

■2月
　国家試験

1年目に苦労したこと、嬉しかったこと、よかったこと

１年目はとにかく初めてのことが多く、日々勉強だと感じていました。初めてのことは上手くできないことも多かったので、本当に先輩たちのようになれるのだろうかと思っていました。家に帰ってから勉強をするのも大切ですが、１日働き帰宅してからはとても疲れてしまっていたので、毎日の振り返りだけは大切にしていました。１日の終わりに先輩とできたところ・できなかったところを振り返り、できなかったところを次回できるようにすることを目標にしていました。また同期と話すことで自分だけでは気づけなかった部分にも気づくことができました。大変なことも多かったですが、患者さんに名前を覚えてもらえたり、「ありがとう」と初めて感謝の言葉を頂けたときはとても嬉しかったです。

新人研修内容の特長

新人研修を受けて終わりというわけではなく、研修後に実際に病棟で先輩の指導のもと看護技術を実践したり、患者さんとの関わりの中で感じたことや実施したことをレポートにまとめる課題があったり、研修の内容を振り返りながら病棟でも実践することで定着しやすいのではないかと感じています。採血や末梢留置などは特に緊張しましたが、病棟で先輩からの見守りや指導があったおかげで自立することができました。レポート課題についても先輩からのアドバイスや先輩の看護観などを聞くことができたので、勉強になりました。また、がん薬物療法を行うことが多い病棟のため、抗がん剤投与についての研修はとても役立ったと感じています。

1年間の新人研修スケジュール

■4月
　☆入職☆
　初期研修、シャドーイング、1人受け持ち開始

■5月
　採血研修
　患者3人受け持ち
　看取りの準備教育　

■6月
　採血自立
　夜勤シャドーイング
　患者5人受け持ち

■7月
　夜勤トレーニング開始

■8月
　夜勤自立
　シミュレーション研修

■11月
　末梢留置研修

■1月
　末梢留置自立

■2月
　安らぎのある看護