私が入職を決めた理由は、市民病院がフレッシュパートナー制度を導入していることに魅力を感じたからです。1年目の看護師は入職後にフレッシュパートナーと呼ばれる先輩とペアを組んで、ケアや看護技術の評価やフィードバックをしてもらいます。手技や知識を指導してくださることはもちろん、親身になって相談に乗ってくださったり、苦手な看護技術の練習に何度も付き合ってくださったりと、初めてのことばかりで毎日緊張の日々を送っていた私にとって、フレッシュパートナーの存在は心の支えでした。現在看護師2年目となり、来年からは私自身がフレッシュパートナーの立場となるため、これからも初心を忘れずに前向きな気持ちで勤務していきたいです。
私は病院を選ぶ際、地域の中核となる急性期病院であること、混合病棟であることを重視しました。特に、看護師1年目では急性期の外科病棟で勤務し、基本的な看護技術を吸収したいと考えていました。また、看護学生時代にはどのような科が自分に合っているのかがまだわからなかったため、混合病棟でさまざまな疾患の患者さんと関わりながら幅広い知識と臨機応変に動ける対応力を身につけたいと思っています。実際に急性期の混合病棟で勤務する中で、毎日が新しい発見だらけで奔走する日々ですが、充実感とやりがいを持って働くことができています。
[最終学年の前年]
■9月
病院見学・インターンシップ参加
■2月
採用選考準備・面接練習
[最終学年]
■6月
採用選考
内定
■2月
国家試験
看護師1年目で苦労したことは、優先順位の考え方や時間管理です。目の前の課題に集中すると周りが見えなくなる性格のため、先輩方の動き方や優先順位の付け方を真似してみることから始めました。また、『患者さんに今必要なことは何か?』と、患者さん主体で考えることで、少しずつ優先順位を立ててスケジュールを管理することができるようになりました。
看護師1年目で嬉しかったことは「あなたのおかげで元気が出た」「あなたの笑顔で頑張れた」と患者さんに言っていただいたことです。1年目は知識も技術も未熟な上に日々の業務に精一杯で、『自分が患者さんのためにできることはなんだろう?』と悩むこともありましたが、自分にも患者さんのためにできることがあるんだと実感することができ、背中を押してもらいました。
1年目の前半では月に1、2回のペースで新人研修があります。講義を受けた後には5〜6人でグループワークを行い、お互いに技術の手順や流れを確認しながらデモンストレーションを行います。
その際には先輩看護師からポイントや注意点などを聞くことができるため、実際の流れをつかみやすく、とても役に立ちました。また、定期的に他病棟の同期と会話をすることができ、悩みや不安を共有したり、お互いに励まし合ったりと、仕事へのモチベーションを保つきっかけとなる有意義な時間をでした。
■4月
☆入職☆
看護技術研修
■5月
日勤
先輩とPNSで日勤開始(ケア、技術見学・見守り下での実施)
夜勤シャドーイング
■6月
採血ひとり立ち
■7月
夜勤受け持ち5〜6人
■9月
夜勤受け持ち10〜12人
点滴ルート確保ひとり立ち
■10月
フレッシュパートナーの先輩方と半年間の振り返り実施
■12月
夜勤ひとり立ち
■2月
1年目の看護研究提出
■3月
フレッシュパートナーの先輩方と1年間の振り返り実施
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