

北播磨総合医療センターは急性期病院です。患者さんに高度な医療サービスが提供でき、安心して治療が受けられること、また、医師や看護師などの医療人にとっても教育体制の充実により、やりがいを持って働くことができるなど、患者さんにとっても、医療人にとっても魅力ある病院を目指すという基本理念があります。ホームページや資料で北播磨総合医療センターは新人教育に力を入れていることを知りました。学生の頃から、患者さんに安全な医療を提供するために入職してからも必要な技術を磨きたいと思っていたので、北播磨総合医療センターに入職することを決めました。
病院選びで重視した点は2点あります。1つ目は教育環境の充実です。
学生時代は新型コロナウイルス感染症の流行により、十分な実習ができませんでした。北播磨総合医療センターの病院案内には、ラダーにそった研修やプリセプター制度による先輩看護師からの支援体制がありました。看護師として安全な医療を提供するために充実した教育を受けることができることを知り、入職を希望しました。
2つ目は、病院の設備が整っており、高度な医療が提供できる医療機器が揃っています。そのような環境のなかでさまざまな診療科による看護について学ぶことができると感じました。
【最終学年の前年】
■7月
資料請求
■8月
病院見学説明会
【最終学年】
■4月
面接練習開始
■8月
受験申し込み
■9月
採用試験
看護師1年目に苦労したことは、看護技術の習得、タイムスケジュールの組み立てと実践です。
入職後の新人研修でも静脈留置針の確保や採血の演習をしましたが、実際に患者さんに実施するとなると緊張します。また、患者さんの急変対応などを即座に判断し実践することが難しかったです。しかし、日々のプリセプターから声をかけてもらいながら、不安なことは相談し、できることが増えてきました。
嬉しかったことは、患者さんからの「ありがとう」の言葉です。入院された患者さんに寄り添い、治療を乗り越え、退院が決まった時に「ありがとう。あなたのおかげで元気になりました」などと話され笑顔で退院されるときは、とても嬉しくやりがいを感じました。
研修は、患者さんの立場に立ってシミュレーションを行なうよう、グループワークが多かったです。
嚥下の看護に関しての研修ではとろみ水を使って食事介助を行ないました。また、フィジカルアセスメントの研修では、シミュレーターを使用して観察力とアセスメント能力を高めることができました。
グループワークを通して感じたことや考えたことを伝えたり聞いたりすることで、日々の看護実践に必要なカンファレンスでも活かすことができています。
■4月
☆入職☆
入職時オリエンテーション
初期集合研修(社会人基礎力研修・基礎看護技術研修など)
■5月
新人集合研修「摂食・嚥下機能の理解と看護」
「皮膚の基礎知識とスキンケア」
■6月
新人集合研修「フィジカルアセスメント」
■7月
新人集合研修「入職3ヶ月後の看護の語り」
■8月
新人集合研修「タイムマネジメント」
■9月
新人集合研修「生活援助の倫理を考える」
■10月
新人集合研修「臨床推論」
■11月
新人集合研修「がん化学療法の曝露予防対策と安全な投与管理の実際」
■12月
新人集合研修「1年目の看護の振り返り」

〒675-1392 兵庫県 小野市市場町926-250