当院の周産期部門は入職当時、西・中播磨地域の周産期医療を担う地域周産期医療センターに位置づけられていました。地域に住む母児に安心してもらえる医療を提供していることに魅力を感じました。
また私自身、母が妊娠33週で破水し当院で低出生体重児で生まれました。今でこそ1000g未満で生まれる赤ちゃんもいらっしゃいますが、当時在胎33週・2200g台の赤ちゃん(私)は母曰く「生きるか死ぬか」だったらしく、医師からも覚悟しておくように言われたそうです。母は私を病気させないように必死で育ててくれました。生まれたときからお世話になっているので、当院は私にとって、とても身近な病院です。
・標準的治療を行っている、またガイドラインや研究結果などを積極的に取り入れ治療方法の見直しも適宜行っている。安全な医療を提供している
・医療者が患者さんの立場に立って考えることができている
・同職種間・他職種間でコミュニケーションを取りやすい風土がある
・卒後教育に力を入れている
・家庭内・子どもの用事があれば有給休暇をとりやすい
【最終学年】
■9月
助産実習
■10月
助産実習実習病院(広島市内)の産科医療・助産ケア・看護ケアに魅力を感じ就職を希望する
■11月
採用面接
■12月
就職先内定
■2月
助産師国家試験受験
■3月
助産師国家試験合格
・点滴や採血が難しかったです。手技が下手で先輩に「お粗末」と言われました。失敗したときは患者さんに申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
・仕事や記録が遅くて、勤務終了時間が過ぎてもカルテを机に積んで残って記録をよくしていました(今とは違い紙カルテ時代でした)
・同期入社の助産師と2人夜勤を任されていたとき、緊張しながらも緊急入院・出産に対応し無事病棟を守りきったとき、うれしかったです。
赤十字の精神を学ぶ多職種での集団研修、教育委員会(看護師内)主催の基礎的な研修・ラボ室を使用した実技研修、配属部署内でのOJTがあります。1年を通して系統だてて研修が計画され実施されています。
OJTが始まると、自部署での基礎的・実践的なことが学べて、とても役に立ったとの声が若いスタッフからありました。また、全体研修では部署が違う同期の新人とも交流でき、仲良くなれるのも良かったと聞きました。
■4月
☆入職☆
【研修内容】
新人オリエンテーション(2日〜19日、集合教育):実践で必要な知識・技術を学びます
キャリア開発支援・夜勤前の心構え:キャリア適応過程について学びます。また夜勤前に気をつけておきたいことを学びます
輸液ポンプ・シリンジポンプ取扱い研修会
【実践内容】
実地指導者と一緒に行動しながら患者担当をし、看護援助や業務内容を覚えていきます
■5月
【研修内容】
生体情報モニター・低圧持続吸引取扱い・酸素療法に関する研修会
中心静脈カテーテル取扱い・輸液に関する研修会
基礎看護技術(与薬):医療用麻薬についての基礎的な知識について学びます
交流会(院外研修):指導者とともに院外で交流を図ります
【実践内容】
先輩看護師とともにプラス1要員で夜勤開始します
■6月
【研修内容】
フィジカル入門@(緊急時の対応):一次救命について講義・実践を交えて学びます
PCAポンプ取扱い研修会:臨床工学士によるPCAポンプ使用方法について学びます
【実践内容】
さまざまな疾患の患者担当を行います
■7月
【研修内容】
フィジカル入門A(排泄):排泄のしくみを学びます
■8月
【研修内容】
看護技術研修(ポジショニング)活動休息:活動休息が患者に及ぼす影響を講義で学び、患者体験をしながらポジショニングを実践します
【実践内容】
指導者とともに受け持ち患者を担当していきます
■9月
【研修内容】
マインドケア:ストレス対処法について講義やグループワークを行います
【実践内容】
指導者とともに受け持ち看護師として看護展開を行っていきます
■10月
【研修内容】
看護技術研修(医療安全):新人が陥りやすい報告事例を元に医療事故防止について学びます
新人看護職員フォローアップ研修:4月から半年経過し、他部門・多職種での学びの共有をしながら交流をはかります
■11月
【研修内容】
赤十字と看護倫理:赤十字の7原則について知り、看護における倫理的場面を振り返ります
■12月
【研修内容】
フィジカル入門B(看護技術シミュレーション):
多重課題・切迫状況におけるなか、4月からの全研修を通しての学びをシミュレーションを通して実践していきます
■1月
【研修内容】
心に残った看護場面:1年を通して心に残った看護場面を振り返り、意見交換していきます
【実践内容】
重症患者を担当していきます
■2月
【研修内容】
看護研究(文献検索):文献検索についての基礎知識と活用方法を学びます
【実践内容】
緊急入院の対応を行っていきます
■3月
【研修内容】
交流会:1年を通して頑張ったことを部署ごとに発表し成長を感じる、次年度に繋げる研修です
〒670-8540 兵庫県 姫路市下手野1-12-1