一番の理由は教育が徹底しており、確実なスキルアップが得られ、また安心して看護に取り組める場だと感じたからです。就職活動開始時に情報収集するなかで、新人教育にもかなり力を入れている印象を受け、この病院で学びたい!という思いが強くなりました。高度な医療を提供している大学病院なので不安も大きかったですが、病棟の先輩スタッフや教育責任者の長期的なフォローがあり、自身の成長を感じることができています。また、千葉は初めての土地でしたが、敷地内に看護師寮が併設されていたり、スーパーがいくつかあったり、バスもたくさん通っていたりと生活しやすい場所だと感じたことも理由の一つです。
確かな看護のスキルを身につけ、将来、地元へ貢献したいという気持ちがありました。そのため、病院の特性(どのような患者が多く、どのような医療を提供しているのか)や教育制度に関してはかなり重要視して病院を探しました。最先端の医療を提供している病院での看護を学び、技術を身につけたいと思い、病院としての機能や特性については重視していました。また、教育制度については、新人への教育はもちろん、キャリアアップしていく中での研修制度、バックアップ体制など、インターネットやパンフレットで情報収集しました。
[最終学年]
■5月
病院研究
■6月
採用試験
内定
■8月
病院研究
■10月
採用試験
■2月
国家試験
私が入職したときには新型コロナウイルスのため、主な看護技術は病棟でレクチャーを受け、日々の業務の中で先輩から指導を受け実践する、といった流れで身につけていきました。私の所属している病棟では、オリジナルの看護技術チェックリストがあり、実践した回数や自立となった看護技術が一目で分かるようになっていました。だんだんと自立になっていく項目が増えていくと、自分の自信にもつながりました。とくに採血を行えるようになったときは、看護師としての道をさらに大きく一歩踏み出したような気がして、とても嬉しかったのを今でも覚えています。初めて患者さんに採血をしたときのことは忘れられないと思います。同じ病棟に同期が4人おり、それぞれにペースは違っており、比べて落ち込んだりすることもありましたが、仲は良く、みんなで励まし合って1年目を乗り越えました。
新人研修のひとつに「事例に学ぶ」という事例検討会があります。日々の患者さんとの関わりの中で困難感を感じた場面をピックアップし、みんなで話し合います。やはり1年目は難しいと感じる場面に出会うことが多いです。それを部署の先輩方やキャリア開発室の方々が一緒に考えてくれ、アドバイスをいただき、深い学びが得られます。1年目で学んだことは2年目の今も患者さんとの関わりの中で活かされていると感じます。そういった研修を通して、患者―看護師の関係以前に人と人の関わりであることを意識して患者さんと関わることができているように思います。
■4月
☆入職☆
先輩のシャドーイング
点滴・輸液ポンプの研修
■5月
患者さん1人から部屋持ちをするようになる!
初めての夜勤!
■6月
部屋持ちの人数が徐々に増えてくる!
膀胱留置カテーテルの挿入・抜去を頑張った!
■7月
「看護の責任」研修
検査や抗がん剤などのイベントがある患者さんを担当する!
採血の練習開始!
■8月
夜勤の回数が増えてくる!
■9月
自立に向かって、徐々に先輩のフォローも薄くなってくる!
採血自立!初めて患者さんに採血した!
■10月
夜勤も自立し、本来の4人体制での夜勤が始まる!
フォローが外れ、不安でいっぱい・・・
■11月
重症度が1段階上がった患者さんの看護をするようになる!
■12月
「事例に学ぶ」研修
まだまだ技術が追いついていないことに焦る
■1月
病棟編成で新しい科が参入し、また新しい技術を身につける!
胸腔ドレーンの管理ができるようになりました!
末梢静脈路確保(点滴用の針)の練習開始!
■2月
不安もありつつ、自信も持てるようになる!
■3月
末梢静脈路確保自立!
看護技術はほぼ自立し、患者さんに実施できる!
〒260-8677 千葉県 千葉市中央区亥鼻1-8-1