コロナ禍で臨地実習が行えず、現場での看護に不安がありました。当院は、年間を通して充実した研修プログラムや、キャリア支援など教育体制が整っています。そして3次救急という多種多様な疾患を経験することができることから入職を決めました。また、オンラインインターンシップに参加した際、一つひとつ丁寧に対応してくれたり、先輩看護師同士の雰囲気がとてもよく、働きやすい環境だと感じたことも入職を決めた理由の一つです。
病院での実習が行えず、自分の技術・知識が臨床で使えるのか不安があったため、研修が充実しており教育体制が整っていることを重視しました。そして、患者さんと関わるチームの一員になれるために、スタッフ同士のコミュニケーション等、雰囲気がよい環境であるかということも大切にし、就職活動を行いました。
[最終学年の前年]
■9月
病院資料請求
■11月
病院合同就職説明会
■2〜3月
オンラインインターンシップ
[最終学年]
■4月
採用試験
内定
■2月
国家試験
慣れない業務と一日に数人の患者さんを担当する中で、多重課題に対応することに困難さを覚えました。同じ手術を受けても、経過は異なり、それがどこから起因してくるのかということを瞬時に頭の中でアセスメントし、それを業務の中で考えていくことが難しいです。そのような日常の中でも、自分が実践したことに対して患者さんから「色々やってくれてありがとうね」等の言葉をいただき、「看護をやってよかった。もっとよい看護ができるよう頑張ろう」と前向きな気持ちになりました。
研修はクリニカル・スキルズ・センターという精巧なシミュレーターが揃う大規模なトレーニング施設で行います。採血や膀胱留置カテーテルなどを、シミュレーターを用い、病室を模した部屋で実際を想定して行います。先輩看護師の見守りのもと技術を行い、実践可能という「自立」を得てから患者さんに実施します。また、日々の困った場面について、同期の看護師と、どうすればよかったかなどディスカッションする研修もあります。この研修では、普段関わらない他部署の同期の看護師も同じような悩みを抱えていること、自分にはない考え方があること知ることができました。このような研修で、技術面でも業務面でも向上を図ることができています。
■4月
☆入職☆
新採用者研修(医療安全・感染対策・メンタルヘルス)
多職種合同研修(採血)
点滴・輸液ポンプの研修
先輩のシャドーイング
清拭、洗髪台での洗髪
■5月
はじめての夜勤(先輩のシャドーイング)
先輩のフォローのもと患者さんを担当
膀胱留置カテーテル、吸引の研修
点滴がある患者の清拭
浣腸
入院受入れ
採血
■6月
「看護記録」研修
「重症度、医療・看護必要度」研修
経鼻胃管の管理方法(薬剤投与・経腸栄養剤投与)
摘便
自力で体位変換できない患者の寝衣交換
体動困難な患者の口腔ケア
カテコラミン投与患者の看護
血液培養用検体採取時の介助
■7月
「安全な医療の提供のために」研修
多職種合同研修(BLS)
■9月
「組織における看護の責任T〜メンバーシップを発揮しよう」研修
CVカテーテル挿入準備と挿入時の介助
HCUからの患者受入れ対応
先輩フォローのもと、開心術術後2日目の患者を担当
■10月
「事例に学ぶStepビギナー〜標準的な身体面のアセスメントを発揮しよう」研修
末梢静脈留置針研修
先輩フォローのもと、胸腔ドレーン挿入中の患者を担当
■11月
ICUからの患者受入れ対応
■1月
心臓移植患者の看護
人工呼吸器装着患者の看護
■3月
未経験の看護技術の習得
〒260-8677 千葉県 千葉市中央区亥鼻1-8-1