私は新潟県で生まれ育ちました。母が看護師をしていたということもあり、幼いころから、生まれ育った県内で看護師として人の役に立てる仕事がしたいという思いがありました。村上総合病院は救急医療や災害医療(DMAT)にも力を入れており、急性期から慢性期まで幅広い知識・技術を習得できることを知り入職を決めました。また、当院の看護部理念である「自分だったら、自分の家族だったらどんな看護を受けたいのかを考えた看護を行う」というところが、自分の目指す看護でもあり、入職の決め手となりました。
自宅から通えるところや、新人教育研修が充実しているところを重視して決めました。また、厚生連は深夜勤務に入る前が半日なので、夜勤前に十分休む時間があり、身体への負担が軽減されます。
[最終学年の前年]
■8月
インターネットを使い病院情報検索
■12月
就職した先輩看護師から病院選びについての講義受講
■1月
合同病院説明会に参加
[最終学年]
■4月
病院のインターンシップ参加
■5〜6月
履歴書書き
■7月
面接・採用試験
■9月
内定
■2月
国家試験
1年目は仕事を覚えるのに必死でした。日々の業務に追われ、帰ったら今日の振り返りをするというような日々を送っていました。半年くらいたつと業務にも慣れ、自分ならこういう看護を患者さんにしてあげたいという気持ちが芽生えてきました。はじめは疾患が中心で、患者さんの背景に目を向ける余裕がありませんでした。しかし、入院から退院までを受け持つと、退院後の生活や家族背景なども考えながら看護をしなければならないことの大切さを実感し、ケースに応じた支援の難しさも感じています。それでも、退院の際に患者さんに「ありがとう」と言われるととても達成感がありますし、その後外来で元気な姿を見ることができると自分自身も励まされます。
1年間を通して看護師としての知識・技術を身に着けるための研修が行われています。多重課題の研修では実際の病室で教育担当者が患者役となり看護師としての業務を遂行します。とても緊張しますが、実際の現場にとても近い設定になっているので、とても役立ちました。また、急変時の対応についての研修もあり、研修後は落ち着いて急変した患者さんに対応することができました。
■4月
☆入職☆
オリエンテーション、吸引研修、膀胱留置カテーテル研修、看護記録、感染対策
■5月
医療安全、輸液ポンプ、シリンジポンプ 1か月の振り返り
■6月
夜勤研修、急変時対応、輸血研修
■7月
人工呼吸器、麻薬、褥瘡
3ヶ月の振り返り
■8月
認知症看護、セルフコーチング
■9月
多重課題、入退院支援
■10月
半年の振り返り、災害看護
■11月
エンゼルケア
■12月
9ヶ月の振り返り
■1月
ナラティブ
■3月
1年の振り返り
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