理由としては大きく3つあり、1つ目は、大きなグループの病院であることです。
新卒入職ということもあり、手技や教育を十分に受けられる病院へ就職したいと思っていたため、大きな病院、尚かつ経験を積むために急性期病院へ就職したいと思っていました。
2つ目は、自分が生まれた病院でもあり、実家からも近かったため、何度もお世話になっていてよく知っている病院であったことです。親や兄弟、いとこなども受診したことがあり、親戚に説明するのも容易でした。
3つ目は、通いやすさです。私は睡眠がとくに大事なので、上記で書かせていただいた通り、実家から近く、自転車で通える距離であるため、移動に無駄な時間を使わなくてすむと考えたからです。
入職を決めた理由と重複しますが、急性期であること、大きなグループであること、通勤しやすく睡眠時間が確保できるところを重視しました。
資格を取っても経験がないままだと、いざ働いた際に動けない、最初に慢性期に勤めると急性期で働くのが難しいこと、将来、他の病院へ行った際に、知識や体が追いつかないなどを懸念したため、若いうちに知識や経験を積み、認定看護師や他の資格の取得などのキャリアアップを目指したいと思い、いかに実現できるかを重視しました。
急性期では患者さんの状態が日々良くなる、または、病状が悪化することが日常茶飯事のため、観察能力、アセスメント能力、急変に対する対応などを身に付けたいと思っていました。
【最終学年の前年】
■5月
合同就職説明会参加
パンフレット比較
■8月
奨学金貸与面接
私はローテーションで4部署で働きました。(※旧制度です)
そのため、勉強量が多く、疾患やその看護について学ぶのに苦労しました。学校で習うことの応用ばかりで、自分の身に付いていないことが浮き彫りになっていました。
ですが、先輩看護師が親身に教えてくださったり、それぞれの看護観で対応が変わり正解がないことも学べ、それを活かしたときに先輩に褒められたり、患者さまから泣いて喜ばれたときは、すごく嬉しかったです。
担当した患者さまに名前や顔を覚えてもらえ、退院後の外来受診で話しかけてもらえることもあり、自分の看護に対して自信を持てるようになったことがよかったことです。これからキャリアアップして、さらに有意義な看護の提供ができるようになりたいです。
入職してすぐの研修で同期と打ち解けたことで、情報共有や特徴的なケアや処置なども知ることができました。ときには愚痴を言ったりできたのもよかったと思います。
研修は、新人看護師としての技術や知識、新社会人としてのマナーなども組み込まれていました。5月以降も毎月研修があり、現場だけでは慣れが生じてしまうことも、研修を通して見つめ直す機会になっていました。
【教育担当より】
当院の配属は固定とローテーションです。ローテーションは内科系・外科系病棟2部署を4ヶ月ずつ回ります。さまざまなことを経験できるのが魅力です。
「心に届く看護」をスローガンに全ての看護職員に学びの機会を与え、一人ひとりの経験と進みたい道に、最適なキャリアアップをサポートします。
また、チューター制度を導入し丁寧に指導、業務・心理面をサポートしています。教える側も一緒に成長して、チームで働くことを意識できる教育を目指しています。
■4月
☆入職☆
集合研修
ローテーション 1クール目
■5月
メンタルヘルスケア
■6月
看護課程
■7月
急変時対応
RCA T (root cause analysis 根本原因分析)
■8月
物品管理とコスト意識
ローテーション 2クール目
■9月
リフレクション
RCA U
■10月
多重課題(夜勤体験)
■11月
倫理
■12月
看護を語る
ナラティブ
終末期のケア
■1月
フィジカルアセスメント
RCA V
■2月
ナラティブ発表会
RCA W
■3月
卒後1年の振り返り発表会
〒581-0011 大阪府 八尾市若草町1-17