当院に入職しようと思ったきっかけは、私が小山市生まれ小山市育ちで、将来地元の病院に就職して地域貢献したいと思っていたことです。PNS制を導入していたり、三交代での13時間夜勤を導入していたことも就職の決め手となりました。高校時代にふれあい看護体験として当院で看護師体験をしたことや、病院見学、インターンシップを通して実際に働く先輩看護師さん・患者さんと関わり、病院の穏やかな雰囲気などを知って当院に入職することを決めました。
入職を決めた理由とほぼ同じになってしまうのですが、病棟の雰囲気や地元の二次救急の病院であったこと、PNSと13時間夜勤を導入していたことです。初めての就職で、コロナ禍だったこともあり、不安が大きかったので実家から通える病院だったことも重要視していました。
[最終学年の前々年]
■2月
合同就職説明会(首都圏100の病院)
[最終学年の前年]
■7月
インターンシップ参加(都内・オンライン)
■9月
当院の病院見学参加
■2月
当院のインターンシップ参加(1回目)
■3月
オンライン病院説明会(実習先数ケ所)
[最終学年]
■4月
面接練習
面接(他院)
■7月
小論文練習
面接練習
■8月
当院のインターンシップ参加(2回目)
■9月
面接、小論文
■2月
国家試験
新卒社会人だったので、1年目は仕事以前に人間関係の構築や社会人としてのマナー、コミュニケーションなど、社会人としての基礎的な部分が未熟で苦労することも多かったです。毎日具体的な解決方法はなく、日々失敗しては振り返って修正しての繰り返しで、病棟に慣れる事に精一杯でした。看護師の仕事は専門性が高く、技術項目も多い上、多重課題も多く、時間管理や優先順位の付け方が難しくかなり苦労しました。日々「昨日よりも一つ何か成長できるように頑張ろう」というのを目標に、日々のペアやパートナー先輩方に相談・アドバイスをいただきながら1年間を乗り越えました。
嬉しかったことは、患者さんと深いかかわりができて、患者さんに「ありがとう」と言ってもらえたり、先輩から患者さんへの関わりを褒めて頂いたことです。最初の半年は特にできることが少なく、先輩方の足を引っ張ているのが苦痛でたまらなかったのですが、少しずつできることが増えて「頑張っているね」と認めて頂けたり、指導に熱心な先輩方に仕事を任せて貰えるようになった時は成長を少し感じることができました。まだまだ、先輩方のような広い視野と深い洞察力はなく、素早さや効率のよさも身に付けられていない部分が多々あるので、引き続き努力していきたいです。
基本的な看護技術の指導や業務内容・手順について入職前に1週間の集合研修を行っていたことで、少しですが不安を解消して4月から仕事をすることができました。電子カルテの使い方や、輸液ポンプ、シリンジポンプなどは実習先の病院と違っていたり、注射や採血も免許をとったことで初めて行えたので勉強になりました。PNS制で2人で12人前後の患者さんを受け持っているため、患者さんのことで分からないこと、多重課題になった時は先輩に相談しやすく、そこも当院を選んでよかったと思いました。また、各部署に教育委員がいるのと、年間パートナーの先輩が二人ついてくださるので、レポートや技術チェックリストなどを見てもらえて安心感がありました。
■4月
☆入職☆
2週間の集合研修と、就業前毎日約1時間部署でのOJT
部署のスケジュールに沿って日勤業務を行う
■5月
部署のスケジュールに沿って遅番業務が開始する
先輩見守りの下、点滴や経管栄養などを行う
■6月
先輩見守りの下、点滴や経管栄養などを行う
医師の行う処置介助も見学や実施するようになる
■7月
看護協会の研修に参加する
■8月
点滴の投与が一人立ちする。血糖値測定やインスリンの皮下注射など、
日々ルーティンで行っている看護技術が徐々に一人立ちする
■9月
夜勤導入のチェックリストを先輩に3回評価して頂いてから、夜勤定員+1人として夜勤に入り、
初回はシャドーイング、2回目以降はメンバーとして業務を行う
■10月 多重課題シュミレーションを行う。
■11月
5月から毎月1〜2回、業務時間内に2時間程度の研修があり、それに参加して医療安全、感染対策、
ナイチンゲール看護理論等について学ぶ
■12月
プライマリーが付くようになり、連携シートや看護サマリーの記載方法を先輩方に教えてもらいながら習得する
■1月
看護協会の研修に参加する
■2月
内服の確認や薬の指示受けを先輩とWチェックで行う
■3月
一年間の振り返りのレポートを作成して、研修で同期全員の前で発表する
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