私は幼い頃からバスケットボールを始め、怪我で通院することが多くありました。その時、不安を抱えている私に優しく声を掛けてくれる看護師さんに何度も勇気づけられました。その経験から、私も怪我や病気で不安を感じている患者さんに優しく寄り添い、心の支えになりたいと思い看護師を目指すようになりました。そして、高校生の時に一日ナース体験に参加し、看護師の仕事を目の当たりにしました。そこで、先輩看護師が多くの患者さんに笑顔で「ありがとう」と言ってもらう姿を見て、看護師は患者さんにとって一番近い存在であると同時に、日々やりがいを感じられる職業であることを体感したため、入職を決めました。
私は、主に新人教育制度と病院の雰囲気を重視して病院を選びました。
当院では入職してからの3ヶ月間、毎日同期全員で集まる時間があります。新しい環境に慣れることが苦手な私にとって、不安や緊張を共有できる環境があることはとても魅力的だと感じました。また、ローテーション研修の期間が設けられているため、学生時代には知らなかった様々な部署の特徴や魅力を知ることで、長期研修では自分の興味のある分野でやりたい看護が実践できると考えました。
実習やインターンシップでは、多忙な中でも先輩看護師が優しく丁寧に指導してくださったり、スタッフ同士のコミュニケ―ションが密に行われていたりしたため、とても雰囲気のいい病院だと感じ、当院を選びました。
[最終学年の前年]
■8月
インターンシップに参加
[最終学年]
■4月
願書作成
■5月
面接練習
■6月
採用試験
■7月
内定
■2月
国家試験
苦労したことは、多重課題の中で優先順位を考えて行動することです。勤務のはじめに、受け持ち患者さんの重症度や検査・治療の予定を考慮してスケジュールを立てるようにしています。しかし、予定外のことが起き、時間でやらなければいけないことができないことも多々あります。そのような時には、まだ自分だけでは解決できないことが多いため、先輩看護師にアドバイスやサポートをしていただきながら日々成長できるよう励んでいます。
嬉しかったことは、患者さんから感謝の気持ちを伝えてもらえた時です。多忙な中でも、患者さんからの「ありがとう」という言葉で自分のしたことが役に立てて良かったと看護のやりがいを感じ、もっと頑張ろうと思うことができました。
プリセプター制度ではなく病棟全体の先輩看護師が新人指導をしてくださるため、誰にでも相談しやすく不安や疑問があってもすぐに解決し、安心して働くことができます。また、多くの先輩看護師が指導してくださることでさまざまな考え方を知り、学びを深めることができます。
さらに、病棟ごとに振り返りの時間が設けられているため、定期的に先輩看護師や同期と一緒に自分の看護を振り返ることができます。私の悩みを一緒に考え的確なアドバイスをいただけるだけでなく、同期の悩みを聞くこともできるため、互いに共感し高め合うことができています。また、先輩看護師ができていることを褒めてくれるため、自信につながりモチベーションを高めることができています。
■4月
☆入職☆
看護技術研修
注射教育プログラム(レベル1)
看護記録T
医療機器
安楽な移動
安楽な体位の介助
看護必要度
食事介助・嚥下
口腔ケア
医療安全T
感染T
■5月
褥瘡・オムツのあて方
看護倫理
レポートの書き方
注射プログラム(レベルU)
看護記録U
クリニカルパス
医療安全U
■6月
フィジカルアセスメント
注射プログラム(レベルV)
災害看護
ステップTを終えて
感染U
■7月
ヘルパー体験
■8月
夜勤体験
■9月
人工呼吸器 BLS 夜勤オリエンテーション
■12月
看護実践発表 担当看護師の役割 看護サマリの書き方 入退院支援1
■2月
1年のまとめ
〒438-8550 静岡県 磐田市大久保 512番地3