自身が中学生の時に当院に入院した経験があります。当時は不安でいっぱいでしたが、看護師の方々の温かい笑顔と励ましの言葉に深く触れ、看護師という職業に強く憧れを持ちました。また、幼いころから友人の母親が看護師をしていた事もあり、身近に看護師の姿を見て育ちました。そのため私も人の役に立ちたいという思いを強く持ち、看護師を目指そうと思いました。自身に看護師という目標をくれた当院で自分も働きたいという思いが強く入職を決めました。また、自分も生まれ育った地域の医療を支えていきたいという思いもあり、地域医療の中核である当院を選択しました。
自身の看護技術を高めて、患者さんへ質の高い看護を提供したいという目標がありました。そのため、教育体制が十分に整っている環境が重要であると考えました。当院の看護部の教育方針・目標は、「質の高い看護サービスを提供するために、地域医療・急性期医療に必要な臨床看護実践能力を習得する」とあり、自分の目標と合致していたため、当院に入職を決めました。クリニカルラダーシステムに基づいて継続教育がされており自分の経験に合わせた研修により、臨床実践で経験したことを振り返りより確かな技術・知識の定着ができます。
[最終学年の前年]
■8月
就業体験に参加
■2月
コロナワクチンアルバイトに参加
■3月
コロナワクチンアルバイトに参加
[最終学年]
■4月
病院研究
■6月
採用試験
■2月
国家試験
私が苦労したことは多重課題です。一般病棟で勤務をしていると夜勤では1人で14〜17人程度患者さんを受け持ちます。そのため、限られた時間の中で患者さんの検温に回る事に精一杯でした。検温中もナースコール対応や、緊急入院、認知症・せん妄患者の対応等で優先順位がつけられず先輩に助けてもらうことが多くあり苦労しました。そこで、優先順位を自分の中でつけ今一番大切な事は何かを考えて行動するように意識しました。優先順位をつけることで落ち着いて行動ができ、周囲の動きも少しずつ見られるようになりました。緊急入院を受け入れたり時間内に検温が回ることができるようになったことが嬉しかったです。
入職して6ヶ月の時に新規採用者でつま恋研修を2日間行ないました。夜勤の独り立ちをし始める時期であり、仕事に対しての責任が強くなり不安が大きくなる時期です。そこで同期とレクリエーションをしたり、今までの自分の経験・これからの目標を話し合うことで気持ちがリフレッシュでき、仕事に対しての意欲も高まりました。看護師のみでなくコメディカルの方達からも仕事の内容や苦労していることを聞くことができ、他職種への理解と協力の気持ちが芽生えるとても良い研修でした。院内で行なう研修も分野専門の職員が講義を行い、模型を使用して実践することで臨床現場ですぐに役立つ技術・知識の獲得ができることが特徴です。
■4月
☆入職☆
新規採用者職員研修
看護部オリエンテーション
■5月
DVT・医療機器・1ヶ月フォローアップ研修
■6月
移乗・褥瘡対策・排泄援助研修
■7月
日常生活シミュレーション研修・多重課題研修・3ヶ月フォローアップ研修
■8月
看取りの看護研修・机上シミュレーション研修
■9月
6ヶ月フォローアップ研修(多職種との合同研修)・医療機器研修・フィジカルアセスメント研修
■10月
救命救急処置研修
■11月
看護記録研修
■12月
8ヶ月フォローアップ研修
■1月
看護研究研修・退院支援研修・フィジカルアセスメント研修
■2月
他部門・他部署体験
■3月
まとめ研修・修了式
〒436-5555 静岡県 掛川市菖蒲ヶ池1-1