入職を決めた理由

現在死因の第１位である悪性腫瘍を専門にしている病院であり、栃木県内のがん治療における拠点病院ということもあって、様々な症例や治療を経験することができると思いました。看護師としてのスキルアップができ、なおかつ患者さんや家族に寄り添った看護を実践できるのではないかと考え入職を決めました。また学生時代に実習で学ばせていただくことがあり、実際に病院の雰囲気を感じられたことも理由のひとつにあげられます。

病院選びで重視した点

実習を経験する中で尊敬できる看護師との出会いがありました。患者さんへの対応やスタッフとコミュニケーションをとる姿、後輩看護師や学生への指導など自分が看護師として働いていくうえで参考にしたいと思える部分がたくさんありました。病院としての環境も大切だと思いますが、特に私は「このような看護師になりたい。」「この人と一緒に仕事をしてみたい」というロールモデルとなるような人がいることを重視して病院を選びました。また、がんセンターはがん看護という専門性のある知識や技術を学べるのも魅力の一つであると思いました。

就職活動スケジュール（いつどんな活動をしたのか）

［最終学年の前年］
■9月
　病院合同説明会


［最終学年］
■2月
　国家試験

1年目に苦労したこと、嬉しかったこと、よかったこと

苦労したことは多くのことを覚えなくてはいけないことでした。学生時代とは異なり様々な看護技術や知識が必要となります。業務や疾患に関連した基礎知識、看護技術など非常に多くのことを新しく覚えていかなければいけません。しかし、苦労して覚えたことは４年目の現在になっても忘れることはなく、自分自身の力になっていると実感しています。１年目は多くの失敗やインシデントを起こし落ち込むこともありましたが、それ以上に患者さんから「ありがとう」の言葉をいただくと、とても嬉しくまた頑張ろうという気持ちになります。

新人研修内容の特長

月に１回行われるピア評価では、他病棟の同期と食事をしながら楽しく情報共有をすることができました。上司のいない場所で行うため、本音で話し合うことができ、盛り上がったりストレス発散になったりします。私が１年目の時は宿泊研修がありました。真面目に研修をするだけでなく、レクリエーションや水族館など楽しいこともあり、同期との仲を深めることができました。１１月頃より院内交換研修も始まります。ある程度自部署での業務に慣れ、具体的な疑問や興味が持てた頃に行われるため、目的意識をしっかりと持ち研修に参加することができました。他部署で学んだことは病棟業務でも活かすことができています。

1年間の新人研修スケジュール

■4月
　☆入職☆
　オリエンテーション
　ポートフォリオ説明

■5月
　輸血研修
　日勤業務開始

■6月
　採血研修
　手術看護、化学療法看護研修
　日勤業務一人立ち

■7月
　静脈留置針研修、緩和ケア研修
　新採用者フォローアップ研修（宿泊研修）
　夜勤業務開始

■10月
　新採用者フォローアップ研修
　医療安全フォローアップ研修

■11月
　院内交換研修

■2月
　ポートフォリオ（事例発表）

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