「がん」またはそれに併発する疾患に関する、専門性の高い看護を学ぶことができると思い入職を希望しました。前職では手術室勤務であったため、様々な疾患に触れる機会が多くありました。勤務する中でがんの治療や看護について関心を抱くようになりました。OJTやOFF-JTを活用した教育体制があるため、病棟経験がない私でも自分のペースに合わせて成長していくことができると感じました。新採用者教育プログラムやクリニカルラダー体制があるため、目に見えて自分の成長を評価できる機会があることも決め手となりました。
専門性の高い看護を学ぶことができる病院であること、子育て中でも働きやすい環境であり、家からの通勤距離が30分程度であることを重要視して病院を選びました。がんセンターでは、がんに特化した看護を学ぶことができ、既卒でも新採用者研修の場が設けられているため、ブランクがあっても安心して職場復帰できると感じました。また、時短勤務ができることやスタッフが利用できる保育園が併設されているため、小さい子どもがいる家庭のスタッフも安心して仕事ができる環境であると感じます。
[最終学年の前年]
■5月
関連病院での実習
■7月
病院研究開始
■8月
関東圏内の合同病院説明会に参加
■2月
受験病院を決定
■3月
就職活動の準備
[最終学年]
■6月
関連病院を受験
■7月
内定
■2月
国家試験
病棟看護師1年目として苦労したことは、複数人の受け持ちをすることです。手術室においては、1人ずつ患者を受け持ち、手術や治療が終了したら次の患者と一度に複数を受け持つことはありませんでした。そのため、複数人の受け持ちをする際に、何から先に行えば効率よく、間違えのないように実施できるのかを常に念頭に置きながら看護提供を行うように今も心がけています。嬉しかったこと、良かったことは、患者の状態が良くなっていく経過を共に喜ぶことができることです。手術後の麻酔覚醒直後や重症で状態が悪く呼吸器管理などが必要な患者の状態が、日を追うごとに元気になり、転棟や退院していく様子をみると看護師として関わることができて嬉しく思うことは多くあります。
新人研修では、看護技術の動画聴講や医療安全の基礎について講義を受けました。また、現場では採血や静脈留置針の演習、実際に患者への看護提供を行った。e-ラーニングではさまざまな技術や講義の動画を聴講することができるため、いつでも自己学習することができ、不安な手技や現場で感じた知識不足を再学習することができました。また、患者へ看護ケアを提供する前には、病棟スタッフと演習や確認テストの段階を踏むため、安心して現場へ出ることができると感じました。私は既卒のため、ピア評価やフォローアップ研修への参加はなかったが、新卒看護師はこのようなバックアップ体制があると振り返りの時間が持て、次の学習につながると感じました。
■4月
☆入職☆
オリエンテーション
ポートフォリオ説明
■5月
e-ラーニングで「輸血の看護」視聴
■6月
e-ラーニングで「手術療法」「放射線療法」「化学療法」視聴
採血演習、医療安全の基礎
新採用者フォロアップ研修
■7月
静脈留置針演習
緩和ケア
■10月
ポートフォリオ
■11月
医療安全フォロアップ研修
院内交換研修
■1月
BLS研修
■2月
ポートフォリオ「事例発表」
■3月
担当看護師になるための研修
〒320-0834 栃木県 宇都宮市陽南4-9-13