私は、学生時代コロナ禍ということもありオンラインでの病院説明会に参加しました。説明会では、患者さんの個別性だけでなく職員一人ひとりの個性や病棟の特性にあった指導方法があることに魅力を感じたこと、私が興味を持っていた小児科を独立病棟としており、興味がある分野を専門的にスキルアップしたいと感じたことが入職の大きな決め手となりました。
また、小児科のみならず当院はより高度な医療を提供できる第三次救急医療機関として地域の医療を支える役割を果たしており、様々な診療科を抱えている中で幅広い分野で深く高度な医療を学べると考え入職を決意しました。
私は小児科の独立病棟を有している事と、第三次救急医療機関である事を重視して病院を探しました。もともと子どもが好きで、小児科の知識・技術を身に付け、子どもと関わりながらその子自身の笑顔を引き出せる看護師になる事が私の理想の看護師像でした。その為、より専門的に小児科を経験できる小児科独立病棟に魅力を感じていました。さらに、第三次救急医療機関では急性期の疾患や高度な医療を必要とする疾患を学ぶ事ができ、より高度な知識と技術を求められるため身に付けられると考えました。成田赤十字病院では、看護師としての技術研修だけでなく、それぞれの病棟にあった教育体制が確立されておりよりスキルアップできると考え就職を決めました。
[最終学年の前年]
■9月
病院探し
情報収集
■11月
病院説明会の申し込み
■1月
病院のオンライン説明会
[最終学年]
■4月
採用試験
■2月
国家試験
私は小児科病棟に勤務している中で、患児にとって看護師が「怖い人」のイメージとなるのではなく、友達のような存在になりたいと考えています。その為、子どもに対する声掛けは常に意識しています。最初は処置を嫌がる患児にどのような声掛けをすれば良いか分からず、悩むこともありました。しかし、シャドーイングを通して先輩看護師の声かけを学ぶ事ができ、今ではどんな会話や遊び、嫌な事から意識を変えられるかなどを考える事が楽しみややりがいへと変わっています。また、患児の苦しむ姿だけでなく何気ない笑顔や仕草に癒されたり、ご家族の方から感謝して頂けたりする事にもやりがいを感じています。今後も患児の笑顔を沢山引き出せるように日々学び、私に出来る事を精一杯やっていこうと思っています。
当院の新人研修では、5〜6人のグループに分かれて研修を行い、それぞれのグループに研修内容に沿ったベテラン看護師が配置されています。その為、それぞれのベテラン看護師の経験を踏まえた上で手技の基礎だけでなく個別性のある看護が提供できるように見据えられた内容となっています。1年目では優先順位を考えながら、急なスケジュール変更をこなしていく事が課題となってきます。日々入院や急変といったトラブルと問題の連続であり、その度にスケジュールを変更しなければいけません。新人研修で役に立った事は技術面だけでなく、臨床ならではの具体的な問題に対してグループで話し合ったり、意見交換をし、解決策を考えていく為、手技だけでなく様々な場面で起こる問題解決思考も培われた事だと考えています。
■4月
☆入職☆
新人歓迎会、採血研修、静脈注射研修、フィジカルアセスメント研修、感染研修、移送・トランスファー研修
■5月
食事介助研修、与薬研修
■6月
サポーターとの交流、死後のケア研修、心のストレスケア研修、救急・急変時の看護研修
■7月
急変時対応研修
■9月
看護課程研修、多重課題研修
■10月
災害・防災管理研修
■11月
救急法
■2月
地域看護研修
〒286-8523 千葉県 成田市飯田町90-1