滋賀県内で実施されている「1日看護体験」に申し込み、大津市民病院で体験させていただいたことがきっかけです。そこで、患者さんに丁寧な言葉掛けをしながら足浴をサポートしている姿を見学し、「こんなにも丁寧に患者さんに合わせた声かけをしている、素敵な看護師さんがいる場所で私も働きたい」と高校生の頃に感じました。
県外の大学に入り、岐阜県や愛知県のさまざまな実習先に行きましたが、滋賀県で看護師を行いたいと考えて就職活動をしました。
福利厚生が整っていること、高校生の頃の「1日看護体験」の印象強く残っている、こちらの病院での就職を決めました。
病院選びで重視した点の1つ目は、自分が働きたい勤務形態で働けることや福利厚生、参加した説明会で実際に感じた病院の雰囲気を重視して選びました。
大津市民病院は二交替と三交替が選べます。二交替で働きたかったのですが、長時間働けるか不安もあったので、二交替と三交替が選べることに魅力を感じました。
私の勤務する病棟では、1年目は三交替、2年目以降は選べるようになっていて、少しずつ夜勤の働き方に慣れていけるような環境が整っているので、無理なく働けています。
2つ目は福利厚生です。一人暮らしをしたかったので家賃補助がしっかり出るところにも魅力を感じました。実際に入ってから分かったことですが、ほぼ毎月有給休暇や夏休み休暇を使用できるので、お休みも多く、プライベートも充実できています。
説明会に行き、看護局の方が気さくに話してくださったところや、なんでも質問できるような雰囲気がどの病院よりもよかったと感じたことも、決め手の1つです。
【最終学年の前年】
■11月
病院調べ
■3月
病院説明会への参加
面接練習
【最終学年】
■4月
採用試験
■5月
就職先内定
■2月
国家試験
コロナ禍で病院での実習経験が少なく、家族との関わりも一切経験してきませんでした。そのため、患者さんの個別性に合わせ臨機応変に対応しなければならない看護ケア、家族対応など、教科書だけでは学びきれない部分が難しいと感じています。
院内研修を受けたり、病棟では技術チェックシートを用意し、段階を踏んで看護ケアを習得して行くことができています。少しずつ自信を持って看護ケアを行うことができるようになってきました。
家族対応では、先輩の姿を見て、どのような声掛けをしているのか少しずつ学びながら、自ら対応し経験を積んでいる最中です。
少しずつ自立したできるケアが増えて行くことで、患者さんが少しでも安楽な状態で過ごしてもらえるサポートができている喜びや、患者さんの状態が少しずつ良くなっていく姿を見ることが、日々看護を行うなかで嬉しいと感じています。
大津市民病院では、入職後1週間程度、集合研修を受けた後、外部で実施されるマナー講座を受講させていただくことができます。マナー講座を受けた後、病棟に配属されるため、社会人としてのマナーを学んだうえで働くことができるのは、とても安心感に繋がりました。
4月に全部の研修があるのではなく、新人対象の研修が毎月あるので、病棟で実際に勤務をしながら研修を受講することができるので、より理解しやすいと感じています。
■4月
☆入職☆
入職時オリエンテーション
採血、末梢ルートキープ、注射、インスリン注射の技術研修
院外接遇研修
感染に関する研修
看護倫理の研修
コンプライアンスやハラスメント、個人情報保護に関する研修
ストレス・マネジメント、メンタルヘルスに関わる研修
看護記録研修
看護過程・看護診断研修
看護必要度に関わる研修
■5月
MEインストラクター研修
■6月
感染管理、膀胱留置カテーテル研修
医療安全研修
■7月
多重課題シミュレーション研修
■8月
輸血研修
■9月
BLS研修
医療安全研修
■10月
防災訓練
人工呼吸器の取扱い研修
■11月
救命救急研修
■12月
ローテーション研修(ER:救急外来)
〒520-0804 滋賀県 大津市本宮二丁目9-9