

私が当院への入職を決めた理由は、まず自分が生まれ育った地域に貢献したいという思いがあったからです。もともと就職先を探す中で迷いや不安もあり、一度は看護師としての就職を諦めかけていました。しかし、専門学校の先生から看護部長とのつながりを通じて当院を紹介していただき、改めて関心を持つようになりました。学生の頃に実習でお世話になったこともあり、その際看護師の方々の暖かい雰囲気や、患者さん一人ひとりに寄り添う丁寧な看護を実際にみて、強く印象に残っていました。自分もその一員として、地域の人々に安心と信頼を届けられる看護を実践したいと思い、当院への入職を希望しました。
私が病院選びにおいて重視した点は、看護師として成長できる環境と、安心して働ける職場体制です。教育体制やサポート体制が整っていることで基礎からしっかり学び、確実にスキルを身につけられると考えています。また、患者さん一人ひとりと丁寧に関わり、信頼関係を築ける環境であることも大切だと思いました。さらに、心身の健康を保ちながら長く働くためには、休暇がしっかり取得でき、無理なく働ける勤務体制も重要だと考えています。学びと働きやすさの両立ができるこの病院でなら、自分らしく成長し続けられると思いました。
[最終学年の前年]
■3月
資料請求
[最終学年]
■1月
病院見学
■2月
採用面接
国家試験
地域包括ケア病棟での業務の多さと患者さんとのかかわりに苦労しました。入職当初は、処置や内服管理、記録など覚えることが多く、毎日ついていくのに必死でした。特に認知症の患者さんとのコミュニケーションには戸惑うことが多く、思うように意思疎通ができず、悩む日々が続きました。不穏行動がみられる患者さんへの対応に焦りを感じることもありましたが、先輩の声かけやかかわりから学び、相手の気持ちを受け止める姿勢の大切さに気づきました。少しずつ笑顔で会話ができるようになり、患者さんが良い反応を見せてくれた時には大きなやりがいを感じました。困難も多いですが、患者さんに寄り添う看護の原点を学ぶ一年になっています。
新人研修では、現場の先輩からの直接指導を受けられる実践的な研修が特長的です。日々の業務の中で、先輩方が一つひとつ丁寧に教えてくださり、不安や疑問をその場で解消できたことが大きな支えになりました。また、定期的に新人のみが集まる研修があり、同期同士での悩みや経験を共有できたことで安心感が生まれました。さらに先輩ナースが親身になって話を聞いてくれる雰囲気があり、落ち込んだ際も、前向きな気持ちを取り戻すことができました。こうした研修やサポート体制のおかげで自信をもって看護に臨めるようになり、着実に成長を実感しています。
■4月
☆入職☆
看護部の目指す看護、看護部概要、教育支援体制、安全管理、感染予防、褥瘡ケア、
認知症・せん妄ケア・電子カルテの基本的操作、院内チーム活動、看護スペシャリスト、
フィジカルアセスメント、与薬、環境整備、情報収集、食事と口腔ケア、体位変換、排泄介助、
移乗・移送、採血・静脈注射、経管栄養、吸引、1ヶ月間の振り返り
■5月
フォローアップ研修(1ヶ月)、入院支援について、入院の受け方、退院時の対応、SWの役割、
輸液ポンプの取り扱い、メンタルヘルス、認知症患者の看護、ACP/意思決定支援
■6月
フォローアップ研修(3ヶ月)、褥瘡ケア、留置カテーテル管理
■9月
フォローアップ研修(6ヶ月)多重課題研修
■12月
フォローアップ研修(9ヶ月)対象理解
■3月
フォローアップ研修(12ヶ月)看護場面の再構成

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