私は急性期看護に興味があり、また国際医療にも携わりたいという思いから、初期救急から三次救急医療まで幅広く対応し、国籍に関わらずさまざまな患者を受け入れている当院に魅力を感じました。また、教育体制が整っていることも入職を決めた理由です。その理由は、5段階のキャリアラダーに沿って、看護倫理を深めることができること、メンバーシップやリーダーシップを学べること、入職後も幅広く自分のやりたい看護ができる環境が整っているからです。病院説明会に参加した際も、新人看護師からの病棟紹介や看護師間の会話を聞き、とても和やかで協力的な職場環境であると感じました。スタッフ同士が助け合い、明るく働きやすい雰囲気が感じられ、ここでなら自分も成長できると思い入職を決めました。
自分の学びたいことを探求できる環境であるか、病院や看護部の理念が自分の思いと同じであるか、ということを重視しました。自分はどんなことに興味があり、どのような看護師になりたいかを定め、それをサポートしてくれるような環境であるかを病院説明会などの機会で判断しました。また、私は出身も大学も東北であったため、より先進的な医療技術と多様な症例を学ぶことができる関東の病院に挑戦したいと思い、病院を選んでいました。特に重視した点は、教育体制の充実です。病院ごと独自の教育体制がありますが、当院は新人教育において看護専門職としての技術だけでなく、一人の人間としての人間力を育てるための教育もされているため、看護師としても人としても成長できる場であると感じています。
[最終学年の前年]
■7月
合同病院説明会参加
■9月
領域別実習、合同病院説明会参加
■10月
領域別実習、合同病院説明会参加
■11月
領域別実習、病院ごとの説明会参加
■12月
領域別実習、就職希望先の決定
■1月
領域別実習、卒業研究開始、願書作成
■2月
願書作成、論文対策
■3月
願書作成、論文対策、面接練習
[最終学年]
■4月
論文対策、面接練習
■5月
採用試験
■6月
内定
■11月
卒業研究終了
■2月
国家試験
苦労したことは、知識が不足しているため、患者さんの経過を線で捉えることが難しく、患者さんの現状を予測し、アセスメントに繋げることができなかったことです。日々新しい疾患や術式を学び、その都度学習を重ねることで、少しずつ看護師として患者さんにできることが増え、アセスメント力も向上してきていると感じています。一方、嬉しかったことは、看護師として患者さんに感謝されたときです。私のアセスメントが間違っていなかった、患者さんの回復を支援できたと実感でき、非常に嬉しく感じました。今もまだ学習途中ではありますが、退院を見据えた関わり方をできるようになってきて、学習が実践につながってきていると実感しています。
当院では新人研修の際に、さまざまな病棟の新人看護師とディスカッションする場面が多くあります。そのため、病棟内だけでないつながりが得られたり、同じような悩みを共有できるため、今の状況に対して自分一人だけで悩んでいるのではないと実感できます。また、リフレクションといい、看護師としての成長だけでなく、自分の精神面を振り返り成長を感じることができる研修があります。研修後は、日々の小さな成長を実感することができ、前向きに物事を捉えられるようになっていると感じています。技術面でも、病棟ごとにいる教育担当の看護師を中心に、病棟全体で新人をフォローしてくださるため、分からないことをそのままにして帰ることがないような環境であると思います。
■4月
☆入職☆
新採用者オリエンテーション(多職種と合同で臨床倫理・接遇研修)、
新採用者技術演習、フィジカルアセスメントT、医療安全T、
リフレクション@、多職種連携T、感染管理T、報告・連絡・相談"
■5月
看護倫理T-1、夜勤オリエンテーション
■6月
外国人患者の理解と対応
■7月
リフレクションA
■8月
国際看護T
■10月
多重課題・シミュレーション、リフレクションB
■12月
看護倫理T-2、安全な静脈注射に関する研修
■2月
リフレクションC
〒162-8655 東京都 新宿区戸山1-21-1