

私の友人の子どもが早産で生まれ、障害が残ったことをきっかけに、身近に重症心身障害児のご家族と関わる機会がありました。そのご家族の成長や変化をそばで見守る中で、子どもの「生きる力の強さ」や、ご家族が介護を生活の一部として自然に受け止めている姿に、母としても看護師としてもたくさんの学びを得ました。
その経験を通して、障害があるお子さんやその家族に寄り添い、共に成長を喜べる看護をしたいという気持ちが強くなりました。
正看護師の資格を取得したタイミングで、その思いを形にしたいと考え入職を決めました。
利用者さんやご家族に対して、温かく丁寧に関わる職員の姿に惹かれました。医療だけでなく、生活全体を支える看護を大切にしているところが良いなと思い、自分もそのチームの一員として学びながら成長していきたいと思いました。また、教育体制やプリセプター制度があり、相談しやすい職場の雰囲気も、長く安心して働けると感じた点です。
[最終学年の前年]
■3月
インターネットで病院など情報収集を行う
[最終学年]
■4月
面接のエントリーを開始
■2月
国家試験
苦労したことは、利用者さんとの関わりです。言語的コミュニケーションが難しいため、利用者さんの気持ちが分からず、どのようにケアを行っていけば利用者さんの気持ちに寄り添った看護ができるのか、わからない場面が何度かありました。先輩方にアドバイスをいただきながら、少しずつ自信を持てるようになりました。
嬉しかったことは、利用者さんが少しずつ心を開いてくれたのか、笑顔を見せてくれるようになり、ケア中の反応が自分でもわかるようになったことです。その時にこの仕事のやりがいを強く感じます。
良かったことは、利用者さんのために何ができるのか、自分でアセスメントしていこうという考えが自然に出てくるようになり、看護師として成長できているのではないかと実感できていることです。
聖テレジア会で聖テレジア病院、聖ヨゼフ病院、当院で合同での新人研修が組んであり、当院だけでなく他の施設の方と新人研修ができるので、色々な考えや施設の特長など意見交換ができて、研修内容だけでなく色々な学びができること。また、成長の時期に合った研修内容であり、すぐに実践的に仕事に活かせることが良かったです。
■4月
☆入職☆
感染予防・医療安全@(医療安全の基本)
■5月
フィジカルアセスメント・BLS
■6月
医療安全AB(多重課題とコミュニケーション)(チームで取り組む医療安全)
■12月
リーダーシップT 看護を語る(シークレット研修)

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