入職を決めた理由

福島県立病院は、４病院１診療所があり急性期医療から在宅支援まで幅広く看護を学ぶことができます。私は現在、へき地医療拠点病院である宮下病院で、奥会津地域に住むみなさんの健康を支援できるよう勤務しています。また、公務員として整った勤務形態や充実した福利厚生により、安定した環境の中で働き、長期的なキャリアを築けると思い入職を決めました。

病院選びで重視した点

地元に貢献したいという思いが強くあり、県外の大学で看護を学び、再び福島県に戻ってきました。県立病院は、地域医療の中心的な役割を担い、へき地医療や災害医療など幅広い医療機能があります。そのため、多様な疾患や年齢層の患者さんと関わることができる点が魅力だと思います。また、看護教育体制の充実により、段階的なキャリアアップが望める点も福島県立病院を選んだ理由の一つです。

就職活動スケジュール（いつどんな活動をしたのか）

［最終学年の前年］
■1月
　情報収集(パンフレット)


［最終学年］
■4月
　大学での就職説明会

■5月
　病院見学

■6月
　就職試験

■7月
　内定

■2月
　国家試験

1年目に苦労したこと、嬉しかったこと、よかったこと

地域に根ざしたすぐに受診できる病院であるため、多様な疾患や症状をもつ方が入院されます。そのため、看護師には幅広い知識が必要とされ、知識不足を感じる場面が多くあり、苦労しました。日々、プリセプターや病棟の先輩と一緒に患者さんのために何ができるかを考えながら看護業務にあたっています。へき地だからこそ地域との強い繋がりがあり、入院された患者さん一人ひとりと深く関わることができます。一生懸命考えたケアを実施し、患者さんがよくなった、楽になったと感じていただけたときに嬉しい気持ちになります。

新人研修内容の特長

へき地にある当院では、医療資源が限られており、看護技術を実践する機会が少ないため十分な経験ができず看護師として成長できているのか不安な気持ちがありました。しかし、基本的な知識や技術が身につけられるようプリセプターにサポートしていただきながらこれまで安心して勤務することができています。また、多くの院外研修にも参加しながら新しい知識を得たり、各病院のみなさんと交流を深め、自分にはなかった考え方や価値観に触れ、普段の看護業務に活かしています。

1年間の新人研修スケジュール

■4月
　☆入職☆
　院内オリエンテーション

■5月
　福島県新人職員研修(前期)

■6月
　感染対策研修
　ナーシングスキル　IVナース レベル�T試験

■7月
　新人看護師交流会

■8月
　医療安全研修

■9月
　ナーシングスキル IVナース　レベル�V　試験

■10月
　夜勤業務開始
　県立病院研修会（呼吸器疾患看護認定看護師による研修）

■11月
　福島県新人職員研修（後期）

■3月
　1年間の振り返り

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