中島 千尋
地域包括ケア病棟
コロナ渦で行動が制限されてはいますが、休憩時間に先輩と話をしたり、好きなものを食べたり、たくさん眠ることでストレスを解消しています。看護師を目指す学生の皆さんも大変なことが多いと思いますが、負けずにがんばってください。
退院支援で関わった患者さんのエピソードです。その患者さんは、心原性脳梗塞の後遺症で寝たきりになっていました。ご家族はショックを受けておられましたが、退院を強く希望されて、自宅で看護することを決意されていました。
私たち看護師は在宅ケアで必要な経管栄養や吸引、オムツ交換などの指導を行い、並行して患者さんの状況をケアマネージャーや在宅チームと情報を共有することで対応しました。
こうして無事に退院された患者さんが後日、病棟にいらっしゃったのですが、肌がツヤツヤでご家族の熱心な介護状況が感じられて嬉しくなりました。今後も患者さん、ご家族の気持ちを尊重しながら、より良い退院調整を図れるようにがんばっていきたいです。