山田 遥奈
回復期リハビリテーション科
地方からこの病院に入職して、コロナ禍の行動制限がある中で新生活をスタートしました。初めての土地でしたが、感染対策をしながらドライブをして、新しい事やおいしいものを知る楽しみを見つけました。皆さんも気分転換できる何かを見つけてみてください。
回復期病棟では、脳卒中後の患者さんを中心にリハビリを行っています。自由にならない体を動かすのは身体的にも精神的にも辛く、周囲のサポートが大切です。
ある患者さんは自宅退院を希望していましたが、ご家族は施設への入所をご希望されて、それぞれの考えにずれが生じたことがありました。私からご家族に、病棟での生活や退院後に必要なサポートについてご説明すると、「それなら家でも大丈夫そうだわ」と受け入れていただくことができました。
コロナ禍でなかなか会えない中でも、患者さんとご家族がお互いに納得できるゴールへと導くことができて、看護師としての自信を持つことができました。今後も患者さんが、家族の一員として復帰できる手助けができるように取り組みたいと思います。