森下 美優花
重症心身障がい児(者)病棟
リフレッシュ法は、好きなアーティストのライブに行くことです。今年は、家族と一緒に感染対策を徹底してライブに行き、気分転換をしてきました。また、リフレッシュ休暇には、友人と出かけてのんびり羽を伸ばして、仕事とプライベートの切り替えをしています。
私の病棟の患者さんは、自分の意思を上手く表出することができない方がほとんどです。そのため、小さなサインも見逃さずに患者さんの思いをくみ取り、異常を早期発見するために観察や処置を行っています。また、患者さんそれぞれの発達に合わせた療育活動支援として、四季折々の行事や誕生日会なども行っています。その中でも印象に残っているのは患者さんの「成人式」です。
20歳を迎えた患者さんに振袖を着付けして、髪飾りをつけました。ご家族が振袖姿を見て「綺麗だね。振袖姿を見ることができてよかった」と感動されている姿に、私は心を打たれました。
看護師として患者さんの素敵な場面に立ち会えたことに感謝して、これからも患者さんの人生に寄り添っていきたいと思います。