田中 芹菜
維持リハ病棟(障害者病棟)
職場の周りには行ったことのない場所が多いので、休日は同期や同じ出身校の友人と出掛けたり、趣味のランニングをしたりして過ごしています。休日などプライベートが充実しているのでしっかりとリフレッシュして、仕事に全力で取り組むことができています。
私の病棟には、人工呼吸器の患者さんや意識レベルが低くて話すことができない患者さん、認知機能の低下で会話が成立しない患者さんが多くいらっしゃいます。そのため日常会話や訴えを聞き取りにくいことが多くあり、患者さんとの会話にとても時間がかかってしまいます。
そんな状況でも言葉や訴えをよく聞いて、患者さんに寄り添う看護を目指して取り組んできました。いつも丁寧な応対を心がけているのですが、慣れない業務や忙しい時には、効率を重視してしまって誠実に対応できず、後悔する場面が多くありました。そんな時に、ふと先輩と患者さんが目線を合わせて笑顔で会話しているのを見て、こうしたふれあいの積み重ねがお互いの信頼関係に繋がるのだと気づくことができました。
それからは患者さんとの挨拶や何気ない会話を大切にして、患者さんの心にも寄り添えるように心がけています。