志保澤 沙絵
SCU病棟
仕事の緊張が毎日続くと疲れてしまうので、休日はできるだけ身も心もリフレッシュするように心がけています。一番のリフレッシュは、部屋をキレイに片付けることです。看護師を目指す皆さん、患者さんのために一緒になってがんばれる日を楽しみにしています。
左半身麻痺のために、一人で日常生活を送ることができない患者さんを担当したときのエピソードです。 その患者さんは、先の見えない不安のせいか夜も眠れず、リハビリにも集中できず、コロナ禍でご家族とも会えない日々が続いて、笑顔が消えていました。 私は心のケアが大切だと考えて、夜中に患者さんの話を聞いたり、不安がなくなるように励ましたりすることにしました。すると、患者さんの表情がやわらぎ、会話中にも笑顔が見られるようになりました。 とてもささやかな前進ですが、看護師は患者さんが前を向いてがんばる気力を引き出すことも大切な仕事だと思います。患者さんが生きるお手伝いをさせてもらっているという気持ちで、この仕事ができることに誇りとやりがいを感じています。