私は、最終学年となり、ついに去年の10月にすべての実習を、終えました。
思い返してみると、辛かったとこもありましたが、いつも患者さんの笑顔に救われていたと感じています。
看護学生は、患者さんに何をしてあげれるのかは私の実習での一番の悩みでした。
看護師さんと比べて出来ることはほとんどないと思っていました。
しかし、毎朝患者さんは、私を見るなり「おはよう、今日もよろしくね」と声をかけてくれました。そして帰る時には「寂しいな、明日もよろしくね」と言ってくださりました。
何もしてあげることが出来てない私を必要としてくれたのです。
そんなとき、看護のうえで大切なことは、患者さんの気持ちに寄り添うことだという風に感じることが出来ました。
なにかをしてあげることも大切ですが、まずは患者さんの気持ちに寄り添い、話を聞く。
このことは、看護師になっても忘れてはいけないと学ぶことができたのです。