合同就職説明会で昭和大学各附属病院の概要説明があった際に、どの病院もそれぞれの地域や病院の特色を活かして患者さんや地域の人々のニーズを捉えた医療や看護を提供している印象を受けました。特に、入職した江東豊洲病院では東京オリンピックの対応や365日24時間検査や手術が出来る体制をとっているということでした。移り変わる社会のニーズに対応し、地域に根ざした新しい医療提供体制を整えている点に魅力を感じ、この病院で働きたいと思いました。
立地と通いやすさです。私は自宅から電車通勤をしているので、乗り換えや駅からの距離などを重視しました。また、自分の学びたい診療科があるかという点や、新人教育プログラムが充実しているかも確認するようにしていました。昭和大学附属病院は屋根瓦式の教育体制をとっており、担当のプリセプターだけでなく病棟の先輩や病院全体でのフォロー体制がとられています。そのため、分からないことをすぐに確認できる環境が整っており、患者さんにとっても医療者にとっても安全な看護を提供できるのではないかと思っています。
[最終学年の前年]
■10〜12月
オンライン就職説明会に参加
■3月
オンライン就職説明会に参加
[最終学年]
■5月
内定
■2月
国家試験
1番苦労したのは、多重業務の中で患者さんそれぞれの個別性に合わせた看護を提供することです。業務の優先順位をつけることが苦手で、日々の振り返りの中で先輩にアドバイスをいただいていました。当院は全科混合病棟のため、さまざまな疾患や治療・検査などの学習をしながら、忙しい中でも単なる業務にせずに患者さん個々に合わせた看護を提供できるよう心がけていました。嬉しかったことは、患者さんから「あなただから話せるのよ」「あなたがいてくれてよかった」などのあたたかい言葉をいただいたことです。関わりの一つひとつをそのように捉えていただけたことがとても嬉しくて、患者さんの言葉や笑顔が日々の原動力になっています。
新人研修では、最初に集合研修を行ってから病棟で業務のチェックを受けます。入職してすぐの頃は学生の頃とは違い、1人の看護師として行う技術に緊張していましたが、研修の中で繰り返し手順の確認や振り返りを行うことで少しずつ慣れていくことができました。技術の習得に加え、現場で使う医療機器も集合研修で学習し、その後に病棟で実践できたため、アラームが鳴っても慌てずに対応できました。また、オンラインツールであるナーシングスキルを使って技術の手順や必要物品を確認でき、集合研修や自宅で技術の予習・復習に活用できました。
■4月
☆入職☆
入職式、オリエンテーション、感染予防、情報管理
■5月
夜勤オリエンテーション、看護倫理(講義)、与薬、血糖測定とインスリン皮下注射
■6月
メンタルヘルス、輸液ポンプ、褥瘡予防、終末期看護、心電図
■7月
転倒転落予防、BLS、技術評価、適切な報告・連絡・相談
■8月
認知症看護、導尿・膀胱留置カテーテルについて
■9月
メンタルヘルス、人工呼吸器、がん看護
■10月
メンタルヘルス、報告・連絡・相談のタイミング、看護技術評価
■11月
栄養のアセスメント、倫理研修(事例検討)
■12月
メンタルヘルス、救命処置(挿管介助)、研修修了式
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