入職を決めた理由

私が通っていた大学はナショナルセンターで実習を行っていたので、いくつかのナショナルセンターを実習でまわりました。その中でも当院で実習した際の病棟スタッフの雰囲気が暖かく、実習指導にあたって下さるスタッフが経験豊富な方ばかりでとても学びの多い実習でした。また、スタッフだけでなく患者さんも活き活きとしており、前向きに治療を受けていたのを見てこの環境で働きたいと強く思いました。私は看護師として働き続けたい、キャリアアップしていきたいと考えていたので急性期の病院への就職を考えていました。急性期病院でスタッフの教育制度も充実しているので様々な事を学べる且つ、スタッフの雰囲気が良い病院だったので当院への入職を決めました。

病院選びで重視した点

私は看護学生の時にどのような患者さんを看護したいかなど働き方を明確なイメージを持っていなかったので、今後、どのような選択をすることになっても困らないようにしたいと考えていました。また、人生経験がまだまだ少なく未熟な自分でも患者さんに貢献できるか就職前に悩んだのですが、実習で感じた当院のスタッフの暖かさを思い出し、ここのチームの一員としてだったら患者さんのために働けそう、働きたいと考えました。患者さんに貢献でき、看護師として成長できる病院、そしてスタッフの雰囲気が暖かく働きやすい病院という視点で当院を選びました。

就職活動スケジュール（いつどんな活動をしたのか）

［最終学年の前年］
■8月
　インターンシップ参加

■2月
　インターンシップ参加


［最終学年］
■5月
　採用試験

■2月
　国家試験

1年目に苦労したこと、嬉しかったこと、よかったこと

1年目は身に付けるべき技術や知識がとにかく多く、やるべきことにおぼれそうになる時がありました。やることに追われつつも日々を必死に過ごしていたら少しずつ出来る事が増え、患者さんと関わる余裕も生まれて看護が楽しくなっていったのを覚えています。患者さんと関わる余裕が生まれると患者さんから「あなたが担当してくれて良かったわ、ありがとう。」等の感謝の言葉もいただくようになり、やる気に繋がりました。また、当院は急性期の病院なので、多様な看護技術を実施する機会が多くありますが、最初は採血やポート穿刺等がとても苦手でしたが、病棟の先輩方が手順やコツを手厚く指導して下さるので今では成功率も高くなり看護技術も好きと思えるようになりました。

新人研修内容の特長

当院は1年目の教育制度が充実しており、1年目対象の研修が頻繁にあるため他病棟の同期達とも会えるのは非常に心強かったです。研修の度に悩み事や困り事を話し合う時間を設けられていたことで、「今、悩んでいるのは自分だけではないんだ」と知ることが出来、孤独にならずにすみました。また、その悩みを乗り越えた人が研修グループのメンバーにいたら乗り越え方を聞いたり、グループ内で同じ悩みを共有することで心が軽くなりました。そして研修には毎回、師長さんや副師長さんも参加してファシリテーターとして各グループを回り、進行させてくれるので研修の意義に沿った学びを得られるのも新人指導が手厚い点だと思います。

1年間の新人研修スケジュール

■4月
　☆入職☆
　基礎看護技術研修、社会人基礎力、がん看護概論

■5月
　1ヶ月振り返りメンタルヘルス

■6月
　基礎看護技術研修（医療安全研修）、コミュニケーション研修

■7月
　基礎看護技術研修、多重課題

■8月
　基礎看護技術研修（医療安全研修）

■9月
　がん治療と看護�@

■10月
　フィジカルアセスメント�@

■12月
　看護過程の展開

■1月
　がん治療と看護�A

■2月
　末梢静脈注射全体講義

■3月
　1年の振り返り

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