当院では、治療に関連する専門性の高い看護と退院後の患者さんの生活を重視したケアを提供できるよう、個人の能力開発に取り組み、クリニカルラダーによる実践能力の向上に努めています。また当院で働く職員の「生活」と「仕事」が両立できるよう、支援できる職場環境づくりに努め、一人一人が仕事に「やりがい」と「満足感」を持ち、生き生きと働き続けられるよう支援しています。
当院は、平成29年4月1日より「地方独立行政法人市立大津市民病院」として、新たなスタートを切りました。これまで地域に根ざして積み重ねてきた信頼をさらに高め、市民とともにある健康・医療拠点をより一層グレードアップさせ、これからも公立病院として、また地域の急性期医療を担う中核病院として使命を果たしてまいります。
専門職としてのキャリア開発を支援し、質の高い看護が実践できる看護職員を育成することを教育目標として、プリセプター制度とローテーション研修でサポートします。ローテーション研修では、ER、手術部、集中治療部など配属から離れて研修を受けることで、経験する機会が少ない看護技術を学ぶことができます。また、eラーニングで、パソコンやスマートフォンで受講できる環境も整えています。