当院は、北里博士の精神を基盤とし、予防医学から臨床医学までの一貫した医学的奉仕の実践を目標としています。また多くの最新鋭機器を装備した先端病院として、地域の一員としての役割も果たしていきたいと考えています。とくに要望が強い救急医療に関しては機能面での充実はもとより、北里の土壌で育まれた、医療を患者の側から捉える姿勢を継承し、病める人々、苦しまれる人々に常に救いの手を差し伸べることができるよう日々努力したいと存じます。
高度先端医療を推進する病院にふさわしく大規模なコンピュータ導入など、各所にネットワーク化が施されていますが、人と人との交わりに求められる”真心”を疎かにせず、一世紀を超える歴史に培われた”真心の医療”の実践に向け診療部門、看護部門、栄養部門などの全部門が緊密に連携を図り、よりよい病院づくりに邁進していく所存です。