「敵」つまり国家試験を知らずして、効果的な戦略は立てられません。まずは、看護師国家試験の概要について説明します。国家試験には、必修問題、一般問題、状況設定問題と呼ばれる問題が出題されます。必修問題は1問1点で50問50点、一般問題も1問1点で130問130点、状況設定問題は1問2点で60問120点、合計240問300点満点の試験です。
評価基準は、必修問題は50点中40点得点しなければ、ほかの点数がいくら良くても合格しないという「絶対基準」で評価されます。いかに必修問題の1点が重要かわかると思います。一方、一般・状況設定問題は、「相対評価」で評価され、合否のボーダーラインは明確ではありません。その年の得点分布をもとに調整されています。実際、過去6回の合格基準は次のようになっています。
合格ラインは毎年変動します。実施回によって、採点除外問題があったり、全員に加点があったりと母数となる満点はばらつきがあります。昨年度の106 回は一般・状況設定問題の得点率が60%を下回るという状況になりました。とはいえ、必修で80%をクリアしたうえで、一般・状況設定問題で約70%の得点率が必要と言えるのではないでしょうか。国試が終わってから合格発表までの約1か月半を、合格できるかどうか不安な気持ちのまま過ごすことのないよう、余裕を持った点数を目指しましょう。
監修/株式会社医教 国家試験対策チーム
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