大阪暁明館病院は、100年以上にわたり地域医療を担っている医療機関です。2013年には、西九条駅前(旧大阪市立北市民病院跡地)へ新築移転し、462床の第二次救急病院として再スタートしました。病院は、JR・阪神なんば線西九条駅から徒歩3分の至近距離です。
看護部では、患者さま一人ひとりのニーズに対応でき、やさしさと思いやりを持った豊かな人間性を持ち、物事を総合的にとらえ判断できる力を兼ね備えた看護師を育てるために、卒後教育に力を入れ、院外研修会などにも参加し、質の高い看護を目指しています。また、ワークライフバランスのために、各種制度の利用や福利厚生の充実により、子育てと仕事を両立することもでき、個々にあった人生設計が可能です。
〇個々の権利を尊重し、安全で安心できる看護を実践します
〇専門職としての自覚を持ち、能力開発に努めます
〇地域との連携を密にし看護活動を通して地域に貢献するとともに病院経営に積極的に参画します
透明性のある組織でスタッフ全員が看護部の方針を共有
看護部門の大きな特長の1つが、透明性のある組織だということです。どの部署も上下間の垣根がなく、スタッフは思ったことを積極的に発言します。また、ホウ・レン・ソウ≠ェ徹底されており、正確な情報がスタッフ全員にタイムリーに伝わります。
こうした組織を実現している大きな要因が、スタッフへのきめ細かな教育と、看護部の情報伝達・安全管理体制の確立です。目標管理や卒後教育の充実を図り、スタッフの自己実現とキャリア開発への支援を行っています。さらに、看護部長と副看護部長による管理者ミーティングや、師長会議、主任会議を定期的に開催しトップの方針を伝達。師長、主任はそれを各部署に持ち帰りスタッフに浸透させます。逆に、スタッフの思いや提案を師長、主任が持ち寄り、会議の場で検討。優れたアイデアや提案はすぐに業務に反映されます。
このように、スタッフ間のコミュニケーションが緊密で意思統一がしっかり図られ、透明性のあるオープンな組織であることが質の高い看護へと結びついているのです。