入職を決めた理由

看護学校が県立病院の附属であったため県立病院での実習が多く職場の雰囲気について触れる機会がありました。実習を重ねる中で、働きやすい環境であると感じたため県立病院に入職を決めました。新潟県立病院は県内に13病院あります。それぞれの地域の特性を踏まえて、その地域で必要とされる医療を提供する病院であると考えます。県立病院という県民のために従事できる職場で、医療チームの一員として働きたいとの思いから新潟県立病院への入職を決めました。

病院選びで重視した点

私は、学生の頃の実習で地域に寄り添った看護について興味を持ちました。県立病院について調べる中で、十日町市、津南町（越後妻有地区）と長野県栄村という日本有数の豪雪地における地域中核病院である十日町病院について知り、自分の興味のある分野について学ぶことができる点を重視して十日町病院を選択しました。

就職活動スケジュール（いつどんな活動をしたのか）

［最終学年の前年］
■8月
　病院の説明会に参加


［最終学年］
■4月
　面接、小論文対策

■7月
　採用面接

■2月
　国家試験

1年目に苦労したこと、嬉しかったこと、よかったこと

私は、整形外科と内科の混合病棟に配属されました。主に手術、リハビリ目的の整形患者さんが多く、毎日のように手術が行われています。整形外科では、入院、手術を経て退院後までの幅広い看護を学ぶことができました。また、整形外科の患者さんは術後から回復する過程を看ることができるため看護に対してやりがいをより実感することができました。

新人研修内容の特長

県立十日町病院では、働き始めの４月から６月にかけての研修で静脈注射や急変時の対応など、看護学校の実習だけでは学ぶことのできなかった援助について学ぶことができました。看護師として働き始めて不安がたくさんある中で、少しでも気持ちに余裕を持ち働くことができました。また、同期とのコミュニケーションを取ることができるようにリフレクションの研修もあり、不安やストレスを抱えずに働くことにつながっていたと考えます。

1年間の新人研修スケジュール

■4月
　☆入職☆
　採血・注射研修
　生活援助研修
　輸液・シリンジポンプ研修
　酸素・吸引研修

■5月
　夜勤シミュレーション�@
　麻薬管理研修
　倫理研修

■6月
　救急看護研修

■7月
　夜勤シミュレーション�A

■9月
　呼吸器研修

■10月
　看護過程研修

■12月
　緊急事例シミュレーション

■2月
　看護過程事例発表