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氏名 | S・Y |
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病院名 | 兵庫県立リハビリテーション中央病院 |
所属診療科目 | 回復期リハビリテーション病棟 |
役職・資格 | 看護師 |
卒業学校 | 神戸女子大学 |
卒業年 | 2023年卒業 |
実習で病院と訪問看護ステーションを経験し、さまざまな障害を持っていたとしても、患者さんの持つ強みを活かして、入院時から「退院後のその先にある生活をより良いものにする」ための看護がしたいと思い、リハビリテーション病院への就職を考えました。
また、私が就職活動を行っていた時期は、まだまだコロナ禍だったため、院内見学もなく、不安に感じることもありましたが、ZOOMを活用した病院紹介で新人教育が充実していること知り、入職を決めました。
1つ目は、回復期リハビリテーション病棟がある点です。生活背景を踏まえ退院後の生活をしっかりと考えた看護がしたいと思っていたためです。学校や実習で、社会資源の活用や多職種連携の重要性を知り、それらを学ぶことができると思い、リハビリテーション病院を選びました。
2つ目は、新人教育が充実している点です。専門職として働く過程で基本的な技術や知識を確実に身に付けたいと思ったためです。一1年目のためのカリキュラムのもと、プリセプターの先輩と共に安心して学ぶことができる環境があると感じました。
【最終学年の前年】
■3月
合同説明会に参加
【最終学年】
■4月
オンライン説明会に参加
■5月
採用試験
■2月
国家試験
入職すぐは分からないことばかりで、病棟の雰囲気に慣れることや目の前の仕事をこなすのに精一杯でした。しかし、プリセプターや先輩方が丁寧に指導してくださり、少しずつできることが増え、成長を感じることができています。
特に苦労したことは、患者さんとのコミュニケーションです。私の病棟は、失語症の方や構音障害を持つ患者さんが多く、訴えが分からず、先輩に助けてもらうことがたくさんありました。先輩の質問の仕方や患者さんの日々の生活を知ることで、少しずつですが患者さんの伝えたいことが分かるようになり、コミュニケーションを積極的に行えるようになり嬉しく感じています。
研修前に手順書と動画を見て参加することで、事前に疑問点や分かりにくいところを選定して受講できるので、1回きりの研修でも多くの気づきを得ることができます。
また、事前に「知りたいこと」をアンケートで募り、そのアンケート内容を取り入れた研修や、病棟で行う実践的な研修があり、日々の業務で困っていることに沿って学ぶことができます。
■4月
☆入職☆
看護部新任職員オリエンテーション
看護職員として必要な基本的姿勢と態度
看護部概要(勤務・教育に関すること)
各部門紹介
名誉院長・病院長講話
リスクマネジメント(救急教育・感染対策)
日常生活援助技術(移乗・移動、体位変換、更衣、食事と口腔ケア、おむつ・便尿器の当て方)
看護技術(酸素吸入、吸引、血糖測定、導尿、浣腸)
リハビリ看護の専門性(回復期の看護、ICF、FIM、看護必要度、皮膚・排泄ケア)
電子カルテの操作練習
看護記録と報告
■5月
看護技術(採血)
薬の見方
夜勤に向けての説明
看護記録
■6月
点滴・静脈注射の管理
医療機器の取り扱い(モニター)
医療機器の取り扱い(輸液ポンプ・シリンジポンプ)
■7月
薬剤について
3ヶ月の振り返り
■8月
移乗・移動介助技術(講師:理学療法士)
■10月
退院調整・退院支援
摂食・嚥下障害看護
フットケア
■11月
症状・生体機能管理技術(シミュレーション研修)
危険予知(KYT)トレーニング
救急対応(AED)
感染対策
■12月
静脈注射(留置針)
看護倫理
■1月
1年目の振り返り
病床数 | 330床 |
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診療科目 | 内科、循環器内科、脳神経内科、整形外科、リウマチ科、小児科、神経小児科、泌尿器科、眼科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科、歯科 |
看護方式 | チームナーシング |
看護配置 | 15:1(一般病棟) 13:1(回復期リハ病棟) 10:1(障害者病棟) |