「ジェネラリストナースの育成」という教育理念やチームナーシング制の看護提供体制に魅力を感じ、入職を決めました。慶應義塾大学病院では、疾患や年齢を問わず、あらゆる患者に対応できる看護師になるための教育体制が整っていると感じました。また、インターンシップに参加した際には、看護師だけでなく多職種で活発に話し合い、個々の患者や家族のニーズに合わせた医療や看護が実践されている様子を見て、私もこのチームの一員として質の高い看護を提供したいと感じました。
インターンシップや病院説明会などに参加し、実際の病院内の雰囲気や医療スタッフの患者への接し方、看護師同士のコミュニケーションの取り方などを見て、個々の患者に寄り添った看護が実践されているか、自分自身が働きやすい環境であるかというところに注目しました。また、どのような研修制度や教育体制が敷かれているかという点も重視し、キャリアアップへの支援が充実している病院を選びました。コロナ禍だったため、説明会などのイベントはオンラインでの開催が多く、実際の様子を見ることが難しい状況ではありましたが、早めに情報収集を始めたことで、気になる病院を実際に見て比較できたことがよかったかなと思います。
[最終学年の前年]
■8月
合同病院説明会に参加
■9月
病院の資料収集
■12月
オンライン病院説明会に参加
■2月
インターンシップに参加
[最終学年]
■4月
エントリーシート提出
■5月
採用試験
■6月
内定
■12月
卒業研究提出
■2月
国家試験
疾患や術式、術後の看護のポイントや注意点などを勉強することはもちろんのこと、日々の業務を行う上で覚えなければならないことが多く、最初のうちは体力的にも精神的にも大変でした。しかし、初めて経験することは必ず先輩から丁寧な指導があり、分からないことや不安なことがあったときにはいつでも質問できる環境が整っているので、とても心強く、安心して働くことができています。そして、できること、わかることが増えた時には先輩方から温かい言葉やポジティブフィードバックをいただけるので、もっと頑張ろうと思えます。また、やはり患者さんから「ありがとう」という言葉を頂けたときや、順調に回復していく姿をみると大きなやりがいを感じます。
集合研修では、さまざまな病棟で働く同期たちとグループになって研修を行うので、自分が働く病棟では経験できないことや知り得ないことを身に付けている同期と交流でき、いい刺激になります。また、グループの中で患者役、看護師役、説明役に役割分担して実践演習を行うので、看護師だけでなく患者視点でケアを経験でき、患者視点に立った看護を考えることができます。また、スキルアップトレーニングが年に数回開催されるため、普段自分の病棟ではなかなか経験できない手技や技術を復習できる機会も多く設けられているところがありがたいです。
■4月
☆入職☆
新採用者オリエンテーション
基礎看護技術研修
救急時の看護研修
スキルアップトレーニング
■5月
スキルアップトレーニング
■6月
PCAポンプ研修
スキルアップトレーニング
■7月
看護過程とフィジカルアセスメントT
リラクセーション
スキルアップトレーニング
■8月
スキルアップトレーニング
■11月
看護過程とフィジカルアセスメントU
リフレッシュ研修
■3月
看護過程とフィジカルアセスメントV
血管確保に関する知識と技能(採血・静脈注射)
静脈注射研修
講義・演習
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